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キューバ > 第2話 町歩きで垣間見た資本主義との違い? [ハバナ] [概要:ハバナを観光地とは逆方向に歩いてみたらフツーの生活がちょっぴり見えた。] 第2話 町歩きで垣間見た資本主義との違い? [ハバナ]![]() ハバナビエハはハバナの旧市街で、アメリカとの国交が絶たれて以来時が止まった様に昔のままの町並みが残っている。革命直後は国も人々も大変な思いをしてきたのだと思うが、日本のような開発の波にさらされなかったことで、彼らの日常生活を送るフツーの町並みが「世界遺産の観光地」として注目されるようになり、多くの外国人が訪れるようになったのだ。 窓を開けて外を眺めるとカーラーを巻いたおばちゃんが洗濯物を干していたりして、「日本だったら東京の一等地に住んでる感覚だよなぁ。絶対庶民には手が届かないよなぁ」と不思議な光景にしみじみしてしまった。
「は?聞こえないんですけど。」 欧米人の様に両手を宙に向け首をすくめて見せると、今度は「下に降りてきてよ。」って言っているのがわかる。 旅人達のキューバ旅行記を読むとだいたいこのたかりのことにふれている。 5年前の私だったら「いくいく!」って喜び勇んで駆け下りるところなんだけど。今回の旅はなんだか慎重なんだよねぇ。それにユーロの現金あんまし持ってないから初日からたかられるのは困るのよ、正直言って。 彼らの誘いに「それより仕事しろよ」なんてつぶやきながら笑顔で首を振り、ハバナの町の一人歩きに出かけた。
そして、時々、玄関ドアに青い碇のマークの付いた家が現れる。なんだ、こんな近くにもあるんじゃん。民宿。(参考:キューバの宿泊事情)
時計や電化製品など高価な品物がショーケースに入れられて博物館のように陳列されているとか、安くて美味しい食べ物屋の行列がすごいっていうのは、さいとう夫婦
メキシコのメルカドでは、山と盛られたトマトや唐辛子に売り子の親父が埋もれていたくらいなのに、キューバでは買い物客に商品が埋もれている感じ。勿論、住宅地の小さな市場だから売れる量しか仕入れないのかもしれないが、物であふれた資本主義の世界と統制された社会主義の世界の違いが市場一つで見えた気がした。 「一人で済む仕事を大勢で分け合っている結果なのかもしれないなぁ。なんだろなぁ」 こうやって私のキューバでいろいろ考える旅は始まったのであった。
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