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中国(チベット編) > 第1話 香港から華南へ(1999.08.5-6 香港-広州) [概要:チベット行くのに香港inを選んだ訳。] 第1話 香港から華南へ(1999.08.5-6 香港-広州)
香港の中心街尖沙咀に到着したのは昨日の真夜中だった。 香港に立ち寄った理由は簡単で、8月は中国旅行のベストシーズンだから、 北京や上海から中国に入国しようとすると航空券がめっちゃ高い。 香港はちょうど雨期。台風シーズンまっただ中である。だから航空券が他の地域に比べて格安なのだ。 加えて、中国のビザも安く、簡単に手に入れられる。 それに、中国本土では列車、特に寝台の切符の手配は簡単ではないらしい。 日本の旅行会社であらかじめ切符を手配する事もできるが、日本の旅行会社と中国の旅行会社に 二重に手数料を取られるのでやっぱりとても高い。 香港には中国旅行社の支店もあるので、日本で予約するよりは発行手数料を安くすませられる。 勿論、時間がたっぷりある人は中国に入ってから手配するのが最適だと思うが。。。 でもまあ、香港観光を楽しみたい人にとっては最悪な季節だが、これから中国に入ろうとする人にはとても便利だ。あとは、自分の滞在中に台風が直撃しないことだけ祈っておきましょう。 さて、私も香港に2日滞在しビザや列車のチケットの手配とか香港アイドルスターの生写真の物色など 着々と用事を済ませた。さて、いよいよ中国への列車に乗るべく、九龍駅へむかう。 この駅は、香港から中国の玄関口、深センに向かうローカル列車と中国各地へかっとぶ特急列車とで改札口が違う。特急列車に乗る人は、香港の駅で出国手続きをしなければならないからだ。特急列車の一番最初の停車駅からして、香港特別区の外だからである。 なるほどねぇ。国と国をつなぐ国際列車初体験だったので妙に新鮮。 しかし、香港は中国に返還されたのに出国になっちゃうなんて面倒くさいなぁ。 私の今回の旅の目標はとりあえずチベット自治区である。 だから、香港で中国のワンエントリービザと香港-広州間特急列車、広州-成都間硬寝台チケットを手配した。 後は、成都でラサ行きの航空券とパーミッションを手に入れるだけである。 ヒマラヤは今まさにベストシーズンで、しかも、ブラットピットの「Seven Yearss in Tibet」なんていう映画がヒットして間もない。きっと、例年以上にすごい混雑だろう。 香港を出発した列車は、約2時間後に広州に着く(ローカルは3時間くらい)。 日本のTVでよく見ている香港の街は、やはり街であって、すぐにホテルなどの歓楽街の雰囲気は無くなる。 しかし、香港の土地は起伏が激しく、住宅地として使用できる土地が少ないので、街を離れても高層マンションや団地が立ち並んでいた。 丘の上、それも崖すれすれに高層団地が建っている姿はすごく不思議。回りに何もないからその建物だけがクローズアップされるのである。 そして、列車が中国本土に入ると、風景は横長に変わった。 それほど大きな建物もなく、田圃や川がのどかに流れる。 「おお、これほど変わるのか!」と思った矢先に深せんに到着。 深せんは噂通りの都会に変貌していた(昔をみてないっちゅーに) 。そして、駅前を過ぎると、あっと言う間にのどかな田舎風景に戻っていきました。 なんか、噂通り、ほんと中国って日本みたいな景色だ。 川が濁っているところは東南アジアを思わせる。大陸は赤土成分が多いのかなぁ。 さてさて、列車は広州東駅にたどり着いた。 広州東駅は最近できた駅と言うことで、徐々に始発列車が広州発から、広州東発に移ってきているという。 この時はちっとも気づかなかったが、この駅には地下鉄も接続していた。 わざわざバスターミナルを探してバスに乗ってしまったよ。私は。しかも、大渋滞にはまるし。 この地下鉄は、直接広州駅に行かないところが難点ですが、広州の中心街に泊まりたい人とか 食の広州のシンボル的存在の有名な清平路市場方面に向かうつもりの人はとっても便利。 システムも香港の地下鉄とうり二つです。イスがステンレスのような素材でブレーキがかかるとつつーーっとお尻が滑ってくのもおなじ(笑) そして、広州東駅には唯一銀行がありましたが、ここで日本円のトラベラーズチェックは両替できない。 ちょっと現金持っていて助かった。 中国は銀行はたくさんあるのに両替できる銀行が少ないので、それが難である。 日本に来た外人さんも同じように困っているのかな? あちこちに両替屋があるって、旅行者にはほんとありがたい事だったのね。 この日は広州駅近くで声をかけてきたにーちゃんに連れられて旅社に宿泊。 最初は私を中国人と勘違いしていたようだが、どうやら外人もおっけーの宿ではあるらしい。 銀行もしかり、旅行代理店もしかり、中国では外国人と現地人がしっかり区別されている。 つい最近までは列車なども外国人料金が存在し、べらぼうに高い金額を支払わねばならなかった。 現在、列車に関してはその区別は無くなったが、その他に関してはまだまだ外国人も利用して良いものと だめなものがきっぱり別れている。だから、安い宿を探すのは結構大変なことなのだ。 そして、こういう宿で面倒なのが、部屋毎に鍵をもらえないこと。 いちいち服務員を呼んで鍵を開けてもらうわけだが、ちょっとでもにこっとでもしてくれりゃーいいものをあからさまに 「ちっ、めんどくせーなー」と言う態度なんである。 「これが噂の中国かぁ」と妙に関心してしまったね。 なんか、この旅が終わったら強くなれそうな気がするよ。。。(ガラが悪くなるの間違いかも)
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