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中国(チベット編) > 第14話 四川航空のセンスに笑わせて貰った(1999.08.20-21 成都-広州) [概要:帰路は一気に飛行機で広州に戻りました。] 第14話 四川航空のセンスに笑わせて貰った(1999.08.20-21 成都-広州)
成都から広州へ一気に空を飛んだ。行きは寝台列車で二泊三日もかけたのにわずか数時間。中国四川航空である。 成都からチベットへ飛んだ西南航空の旅客機は超デラックス。 「なんだ、中国の飛行機も良いんじゃない?」 と、喜んだ後だっただけに今回の四川航空にはびっくりした。 まず、こんなに小さくて古くさい飛行機に乗ったのは生まれて初めてだった。 頭上のもの入れは狭すぎてザックは入らないし、席もちょー狭い。座ると自分の膝と前の座席の背もたれまでの空間は数センチしかない。 シートもクッション性など全くといって良いほどなく、薄汚れた色をしている。 きっと昔どこかの航空会社で使っていた払い下げなんだろうけど、バスとか地上の交通機関ならいざ知らず、飛行機がぼろいのはちとこわいっす。 ところで現在、中国の航空会社は客取り合戦の真っ最中。 各社様々なサービスを実施しており、乗客に様々なアメニティーを配布している。 ラサでご一緒したT氏達は成都まで雲南航空を利用し、白いボストンバックをもらったそうだ。 でかでかと「中国雲南航空」と書かれたそのバックを非常食用鞄として愛用していたが、あれは日本じゃ使えないな(笑) で、四川航空は扇子をくれた。持ち手の部分に「中国四川航空」と書かれたごく普通の扇子である。 「だから、何だ?」という気がしますけど、実はこのぼろい飛行機、冷房も壊れていて座っているだけで汗がだらだら流れ落ちるのだ。 ・・・暑けりゃ自分であおげってことか! 空港のバス停に立っていると、正面から日本人らしい青年が歩いてきた。 彼も私と同様そのままバスを待っていたのだが、なんとなくちらちらとこっちを見ている様子である。 声をかけようか迷っていたのだが、「もうすぐ帰国するし、このまま一人でもいっかー」と言う気分になっていて、こちらから声をかけるのをやめてしまったが、彼の方も迷ったあげくに声をかけなかった様に見えた。 実は今回の旅行でこういうのはよくあった。 「あ、日本人かな、でもやっぱ中国人かな・・・」と迷っているうちに、声をかけそびれる。 むこうも同じことを考えているらしくお互いちらちらと視線を送ってしまい、そのたびにばちばちと目が合う。 でも、そのままお話をせずに終わってしまうのである。 他の国でも同じようなことはあるけれど、少なくとも現地人と外国人の区別は付くので、声はかけやすい。 きっと韓国あたりでも「あたしは日本人よ!」ってアピールしないとこうなるのだなぁ。
ところで、広州の街は地下鉄をフルに活用し、市場から博物館まであらゆるところを回った。交通機関が発達した都市はやっぱり便利で、なかなか密度が濃い1日だった。 一番私の印象に残っているのは広東省博物館。 今や中国の華南といえば工業都市都市として大発展をしているが、その発展の歴史を写真などで説明している。 数々の工業製品も展示してある(そして、工業製品の展示コーナーだけは係員のチェックが厳しい)。 中国の近代史の移り変わりって感じで、面白かった。 そして、やはり、「食は広州にあり!」という言葉の通り、広州の市場は熱い! 市場の写真の一部はここからどうぞ。 さて、扇子は役に立ったか?お土産話と、お土産そのものとして役に立ちました。 (でも、扇子を配るより冷房を直してくれた方がより役に立つ)
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