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  [概要: バスも手強い。常夏のスリランカ。]

 第21話 バスの旅って大変だったのね。 [ポロンナルワ]

 朝早く宿をチェックアウトするとスリランカの仏跡目指した。
 数ある遺跡群の中から我々が選んだのがポロンナルワ。キャンディから行くとなると一番遠いのだが、それでもバスで3時間くらい。きっとたいしたことないと思った。
 が、それがとんでもない間違いだった。

 キャンディの長距離バスターミナルに向かい、ポロンナルワ行きのバスに乗ると、外国人の我々は異様に目立つのか、既に乗り込んでいた現地の人々の視線がこちらに集まり、見る人見る人とバチバチ目が合う。
 スリランカの人は、肌の色が黒く目がくっきり大きいので、ただ視線が合っただけなのにじろじろ凝視されているように感じでなんだか引いてしまった。うーん、乗ってもいいんだよね?このバス・・・とたじろいでしまったのだ。
 私も日本で外人みると、つい目で追ってしまうが、見られる立場ってこういう感じなのね。
 だから勿論、視線に意味がないこともわかるんだけどね。

 どうもポロンナルワに普通バスで行く外国人は少なくて、昨日のAくんの様に車をチャーターしちゃうみたいだ。

 さて、キャンディからポロンナルワまでの3時間。二人並んで座れるほど席に余裕がなかったので、そのまま立っていようと思ったが、乗り合わせた兄さんがやけに座れと薦める。
 座って、正解!このバスがかなりのくせ者だった。

 スリランカの乗り物は、乗用車はぴっかぴかの日本車が走り回っているをよく目にした。
 しかし、ことバスに関しては使い回しのモノが多く、日本や欧米諸国で使われなくなったバスを貰いうけ、それに手を入れることもせずそのまま使っているようだ。
 相当年期の入ったマイクロバスが、"○△幼稚園"なんて当然のように日本語表示を消すこともなく、走り回っている。

 勿論、すべて古いわけではないのだが、乗り心地がいいかどうかは運次第。
 今回、一言で言えば運が悪かった。古いマイクロバスのバスの使い回し品で、スリランカでの長距離走行には不的確なバスである。

 スリランカは常夏の国だ。高原地帯は朝晩涼しかったりするが、それは例外で昼間はもっのすごく暑い
 だから、折角舗装してある道路も、暑さでアスファルトが柔らかくなっってしまい、行き交う車の重みででこぼこになってしまう。
 そして、運転手は細い山道だろうと段差があろうとかまわずぶっとばす。
 3時間もの間身体は右に左に激しく揺すぶられ、時折宙を飛ぶ。走り屋も真っ青だ!!
 こんな滅茶苦茶な運転で酔わない方がおかしい。転げ落ちないように必死で捕まり~の、気持ち悪いのをこらえ~の、眠くて無意識に隣のおっさんにもたれかかってたたかれ~の(後ろのばあさんが怒っていた)、いや~きつかった。

 周りの人はけろっとしているところを見ると、これも慣れなのだろうか。

 目的地のポロンナルワは、遺跡のある旧市街と街の中心である新市街とに分かれており、両者は距離にして2キロほどは離れている。

 バスの揺れで弱り切っていた我々は、ぼーっとしていて旧市街を通り抜けてしまい、よれよれの身体で重い荷物を背負って、とぼとぼと歩いて旧市街に戻った・・・。

 うう、きつすぎる・・・。
 コロンボのみたいに都会だったらいいのだが、景色の変わらない田舎だと気分的に疲れる。
 
 先が見えない一本の道を、えんえん歩き続けたのはつらかったな~。
 (スリーウィラーに乗れって話だが、ぼってきて頭にきて歩いてしまった)

タグ:スリランカ|バス|ポロンナルワ

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