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  [概要: 酷暑期でも避暑地で助かった~。長居しちゃったよ。]

 第9話 デカン高原の避暑地マイソール(マイソール)

 インドの公用語は15言語あると言われる。日本はたったの一つなのでちょっと信じられないというより想像できない。
 インド政府はヒンディ語に統一を試みたが、南インドなどヒンディを話せる人は皆無(例えばタミルナドゥ州はタミル語が主流)。そして、南インドの人は特に流ちょうに英語を話す。(流ちょうな英語より下手な英語の方が聞き取りやすい・・・あたし)
 看板の文字なんかもタミル文字と英語が併記しているのだが、時計の文字盤が数字ではないのは初めて見た。
 腕時計を売ってたらおみやげにしたかったけど、残念ながらこの大きなクロックタワーしか見なかったです。

 たったの一日のバンガロール滞在であったが、ある意味期待を裏切らない都会の一日ではあった。
 あとで聞いたところによると、バンガロールはインドでまれに見るくらいぼったくりの少ない街だそうで、リキシャも「どこどこまで!」と行き先を告げると、だまったガシャンとメーターを倒して走っていくという。
 何で、私はそんな街でたまたまいた変なのに引っかかってしまったのだろうか?悔しいっ。

 バンガロール中央駅でマイソールまでの二等座席の切符を買い求めた。
 1回目のインド旅行を含め、今まで列車移動と言えば長距離の寝台車だっただけに、昼間で二等座席に乗れるのがなんだか新鮮。マイソールまではバンガロールから所要約3時間である。

 二等列車は、中国の列車で言うと「硬座」、タイで言うと「3等」。日本では見たことないタイプの座席なので、ごめんなさい例えられません。観光用の近距離トロッコ列車で見たことあったかなぁ。
 要するに、公園のベンチみたいに座席が硬いのです。

 インドの二等座席はとても混雑していて網棚に乗っている人がいるくらいだと聞いていたが、この路線はそれほどでもなく、みんな普通に座席に座っていた。
 昼間のほどよい時間の便であることと、マイソールまではバスも頻繁に走っていることでそれほど利用頻度は高くないのだろう。バスの方が乗り降りが比較的自由な分使い勝手がいいのかもしれないし。

 何事もなく3時間の列車の旅が終わり、マイソールに到着。バンガロールでのイタイ経験を胸に「やはり宿は自力で探さねば」とザックを背負い、テクテクと歩き出した。
 途中で「そっちに行っても高いホテルしかないぞ!」なんて通行人にアドバイスを頂きながら、歩き回って見つけたのがHOTEL SRI GAYATHREE BHAVAN

 ハイダラバードやバンガロールの宿に比べれば、綺麗とはいえないが、ちゃんと清潔。
 そして広い!何てったって快適!

 今までの宿は綺麗でそれなりの値段だったが、保温性が良すぎて暑くて眠れなかったり、窓がなかったり、綺麗なだけでくつろげはしなかった。
 この宿は気温がちょうどよいのが最高!天井のファンもちょうどいい具合に働いてくれて、インドに来て一番くつろげる宿となった。

 窓の外を見下ろせば、「ターンガ」という馬車が通り過ぎる。
 ターンガとは、一頭立ての二輪馬車で、馬はその首から大きなベルをつけている。
 かぽかぽという蹄の音と、からんからんというベルの音のハーモニーがまたのどかで和む~。
 他のインドの街の様に自動車やリキシャの騒音が少ないかも!日本と違ってクラクション鳴らしまくりの国だからねぇ。

 うん。やっぱ、インドに来たらインド式の宿に限る!(場所柄っていう気もするが・・・)



【これがドーサ:写真はパニールバタードーサ】
 翌朝、散歩がてらに観光に出かける。適当に見つけた食堂でマサラドーサとチャイの朝食。うむ。うまい。

 ドーサというのは、ホットケーキを薄くしたような食べ物で、ヨーグルトソースやカレーソースを付けながら食べる南インドの軽食。小麦粉ではなく米を原料にしている。
 マサラドーサは、このドーサにカレー味のマッシュポテトが挟んであるもの。かなりのボリュームになるが、これまた美味い!
 ええ、つまり、暑さも和らいで、食事する気力も戻ってきたということです。

 朝食の後は、マハラジャパレスへと歩いた。マイソールの見所は半径2㎞以内に収まるくらいで、充分歩いて回れる。
 それに、歩いて回れる程度の暑さなんです。日本人が夏に軽井沢に行く気持ちが何となく分かりました。高原って快適~(よっぽど下が暑かったってことです・・・)。

 パレス帰りに市場の中を冷やかしがてら通過。

 ちっちゃな兄弟ふたりでやってるマンゴーやさん発見。かわいい呼びかけに引っかけられマンゴーを半㎏買う。

「甘くておいしーのお願いね」「もっちろん!」

 二人で吟味に吟味を重ねて選んでくれたマンゴーは、ばっちりうまかったよん。


 とゆーことで、ちょー豪華なマハラジャパレスの様子はここからどうぞ




- 南インド旅行記:酷暑もなんのそのっ 目次 -
プロローグ
第1話 マドラスとチェンナイ
第2話 いざ岩石の街へ
第3話 寝台列車の旅である
第4話 楽し~。やっぱりインドはこうでなくちゃ!
第5話 強者どもが夢の跡
  → 【写真】GOLCONDA FORT
第6話 すっかり怪しい外人と化す その1
第7話 すっかり怪しい外人と化す その2

第8話 むかっぱらたつりきしゃーまん。
第9話 デカン高原の避暑地マイソール
  → 【写真】豪華絢爛!マハラジャパレス
第10話 列車でトラブル その1
第11話 列車でトラブル その2
第12話 そして、りぞっちゃに失敗する
  → 【写真】マハーバリプラム
エピローグ

タグ:インド|マイソール|二等列車|旅行

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