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  [概要: デリーから飛行機でひとっ飛び!アマダバードも・・・冬は寒い。]

 第2話 埃と排ガスとノイズの町(ニューデリー-アマダバード)


インドのカレー 【とある日の昼食】
左上から時計回りに付け合わせの生玉葱、豆のナンとプレーンナン、ライタ、 アルゴビ(カリフラワーとポテトのカレー)、カリパコラ(カボチャのカレー)
カボチャは甘いと思いきや、意表をついて辛かった。油断した~。


 昨日、ギリギリで手配したインディアンエアラインでアマダバードに向かう。
 デリーの国内線ターミナルに着くと、早朝の5時だというのに人が多くて面食らったが、 よくよく考えてみりゃ、日本でも6時台に飛行機飛ばしてるもんな。私が早朝に使ったことないだけか。

 インドでは国内線のセキュリティーチェックも国際線と同様に非常に厳しく、やたらに時間がかかる。
 セキュリティーチェックを受けているときに待合室が丸見えなのが変な気もしたが、自分が待合室に入ってみると、 当然ながらこちら側からは、身体検査を受けるブースが丸見え。
 しかも、白い木枠で囲まれた台がずらーーーっと8つはあったか?(もっとあった気もする) 全てが待合室側を向いており、検査を受けている人とばっちり目があってしまう。

 台に立たされたままで棒状の金属探知器でチェックを受けている人がずらーっと横に8人も並んでいるのをみているのもすごい光景だ。この後処刑でもされそうだよ。絞首台にみえるもん。

 インドのセキュリティーチェックって、日本と違ってやたらに念入りである。
 枠くぐって、棒の探知機で調べられて、その上で結局同姓のセキュリティーが体中をくまなく触る。
 いつも何も身に覚えはないのだけれど、実は知らないウチに陰謀に巻き込まれてポケットに薬なんか入ってたりするかも・・・と1人で勝手にドキドキしている。

 以前に比べてチェックは緩くなった気もするが(前は国際線に乗る場合は「離陸の3時間前に空港!」っていうのが鉄則だった)、国内線でも厳しいねぇ。日本なんて国内線は他人の名前の搭乗券でも乗れるもんなぁ。

 しかしあの絞首台(!?)。 人々(よりによって、中でくつろいでいる人)に見えるように設置されているのは、お互いに気分が落ち着かない。

 せめてカーテンをするとか、台を置く角度とか考えて欲しい。ちょっと変な光景だったね。あれは。


 搭乗時間になり機内に入ると、昨日やたらとチケットをとるのに手こずった割にはがら空き。
 厳つい顔をした太ったおばちゃんスチュワーデスが、愛想笑いもせず通路に仁王立ちしていた。

 客が荷物をモノ入れに入れようとしていても手伝うそぶりは見せず、席の案内もせず、ただ威厳に満ちた表情でどかんと立っている。

 さすがはインド。 インディアンエアラインは国内線が中心なだけに、エアインディア以上にサービスはテキトウの様だ。

 しかし、わずか1時間くらいの国内線のフライトにも関わらず機内食はでた。
 うっすら憶えている限りでは、サモサとオムレツくらいだったかな。朝食だし。


 空港に降り立つと、早速タクシーを捕まえ町まで出た(この空港からはバスがない)

 アマダバードの町はなんだか今まで見てきたインドの町とは雰囲気が違った。 今まで行ったどんな山奥の町でも観光客のにおいはしたのだが、ここには全くなかったのだ。

 だから、外人が好きそうなあか抜けたレストランなど当然ないし、外国人向けの高そうなホテルもない。
 道路の舗装も町のほんの一部だけ。
 からっからに乾いた赤土の道路をリキシャやバスが土埃を巻き上げて疾走し、その騒音と空気の悪さはすさまじいモノがある。その量たるや痛くて目を開けていられない程だ。

 歩いているだけでのどを悪くしそうだし、長く住んだら鼻毛が伸びまくること請け合い。
 中途半端に大きい町なだけに、インフラが整っていない割には交通量が多い気がする。 それ故に町全体が茶色い霧に包まれていてかなり健康には悪そうだ。

 たぶん今のひ弱な日本人がここに暮らすと喘息になっちゃうね(私はもうなってるけど)

 後に出会ったインド人に、「グジャラートを旅した」というとみんな顔をしかめてこういった。

「なんでグジャラートなんかに行ったんだ!あそこは汚くて、埃っぽくてもう二度と行きたくない。観光客の行くところじゃないよ。クリスマスだったら、デリーとか、ムンバイとか、ゴアとかに行くべきだ!」

 そうやってけなすのは大抵、都会に住んでいる人か観光地に住んでいる人だった。

 こんなこというと失礼なのかもしれないが、外国人の私にとっては、ナンの変哲もない町にいるだけで面白かったりするわけで、名所旧跡にいくことだけがインド観光の全てではない。
 別に何もなくたっていいんです。「ああ、あそこは何もなかったなぁ」という思い出はちゃんと出来るんだから。
 ・・・などと、インド人に向かって言えるわけもなく、ただただ合わせてうなずいていたのはいうまでもない。
 インド人に意見をいうと議論が始まって止まらなくなるのでよっぽどでないときは黙って聞き流すのが得策なのです。

がき
こいつらかなりワルっぽい

 そんなことを言ってはいるモノの、アマダバードに何もないかと言えばそれは違って、ちゃんと外人が見てみたいモノはある。
 ということで、アマダバードの観光写真はここからジャンプよろしくお願いします。

 アマダバードに着いた夜、アマダバードに宿泊することもなく、夕方の寝台列車に乗った。 とにかく先に突端の町ディーヴに行ってしまい、少しずつ出発点のデリーまで北上するつもりである。

 寝台列車は何も考えずにノンエアコンクラスにしていた。

「デリーよりも南に下ってきてるし、少しは暑いのではないか?」

 そう思っていた私の勝手な思いこみはまたしてもはずれで死ぬほど寒かった。

 私は今まで暑い季節のインドにしか来たことがなかったから、そして、この時点でもやっぱりインドに対して寒いイメージを持っていなかったから、「エアコンクラス=冷房」と勝手に解釈していた。

 でも、冬は「エアコン=暖房」である。
 エアコンディションなのだから。あたりまえだが日本と同じだった(←バカ)

 確かにガイドブックには、冬の北インドは冷え込むと書いてあったけど、でも、窓を閉めれば平気だろうとか、 日本から多少なりとも上着を持ってきていたから平気だろうとか思っていたけど、それどころではない。寒くて寝れない。特に足が寒い。

 っつーわけで、グジャラートもやはり冬は寒い!(デリーよりはちょっぴり気温が上がります)

 ああ、もうっ、何やってるんだあたしは。(笑)


- インド旅行記:なんとなくグジャラート 目次 -
プロローグ
第1話 冬のデリーはなんだか胡散臭い
第2話 埃と排ガスとノイズの町
 →「アマダバードの名所」
第3話 何処にでもいるやり手ばばあ
第4話 彼女が水着に着替えたら?
 →「ディーヴの日常」
第5話 インドは広いな大きいな

第6話 ジミ~な年越し
 →「わりと充実?ジュナーガルの1日」
第7話 ローカル列車でごとごとたび
 →「聖なる山シャトルンジャヤのしょぼい写真」
第8話 ローカルバスでごとごとたび
 →「色気よりも食い気という言葉は私のためにある」
第9話 切符の買い方指南(裏技)
エピローグ

タグ:アマダバード|アメダバード|インド|グジャラート

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