旅ナビ[たびnavi.] -旅のノウハウや海外旅行情報、旅行記や祭りレポートなど、海外が身近に感じる体験談サイト。 |
サイトコンセプト|リンクについて|サイトマップ |
![]() |
|
|
たびnavi.のTOP >
インドとフンザ編 > 第5話 早い、安い、綺麗・・・でも不快?(ラホール-ラワルピンディ) [概要: パキスタンは道路事情がインドに比べて良いのですが・・・。] 第5話 早い、安い、綺麗・・・でも不快?(ラホール-ラワルピンディ)
「パキスタンはね、インドよりも断然便利ですよ。」 そう言うのは、ニューデリー在住の知人の知人M氏である。 「去年、ラダック行けなかったでしょ?あそこの道はホント崖崩れが多いんです。でも、パキスタンは日本の援助で道路綺麗に整備しちゃってますからね。快適ですよ。フンザなんてバスであっという間です」 インドとパキスタンの国境を陸路で越えた場合、まず最初にパキスタン第二の町ラホールに向かうことになる。 しかし、このラホールの町。旅人の間ではことさら悪評高い。 ラホール駅前のとある安宿は、別名「泥棒宿」と言われ、鍵をかけようがナニをしようが、宿の従業員がグルになって、金目のモノを盗みとると言う。 また、扉の鍵を厳重にかけて安心したのもつかの間、寝ている隙に天井から進入した男に襲われたという、日本人美青年の噂があるのもラホールである (パキスタンは同性愛者が多いのだ)。 「昔はYMCAがあったんですよ。あそこは唯一安心できたのに潰れちゃいましたからね。ラホールは通過したほうがいいです、絶対。」 「夕方だろうと大丈夫です。道路が整ってるから早い。デリーからラワルピンディまで1日で行けますよ」 日没後に見知らぬ町をうろつくのは、気が引ける。かといって、泥棒に遭うのはもっとイヤ。 ここは一つM氏の言葉に従い、一気にラワルピンディまで勝負に出るほかあるまい。ラホールも結構見たい場所はあるんだけどな~。 国境を抜けると、目の前に1台のバスが止まっていた。 「ねえ、これラホール行く?」 「行くよ、行くよ。乗ってな、すぐ出るから。」 後部ドアのステップを1歩上がり中を見やる。んん?このバスなんで車体のど真ん中に壁があるんだろう? 気を取り直して今度は前の入り口から覗いてみる。内部構造は何処にでもある普通のバスなのだが、やっぱり真ん中に壁がある。そして、ドアもついてるけどなんで? 「ほら、乗ってなよ。ラホールだろ?」 一人ぽつんと座席に座り、窓の外を眺めていた。この辺に住んでるとおぼしき人々が一人、二人と、バスに近づいてくる。 「あ、前から乗るんだ。この人は後ろか。あれ?連れっぽいけど別々・・・あ、そうか。男女別なんだ~」 初めてイスラム国家を意識した瞬間だった。こりゃラクだ。ローカルバスが最初から男女別なのか。 バス前方半分エリアの唯一の男性はドライバー。そして、たまに女性の乗客があると、真ん中のドアをばんっと開けて車掌がバス代を徴収に来る。用が済んだらさっさと後部に戻る。 おお、あのドアは車掌専用の出入り口か。 ラホールまでの道すがら、たびたびバスは止まったけれど、乗ってくるのはほとんど男で、後ろはぎゅうぎゅう前はがら空き。女性はほぼ全員座っていられた(っていうか、席がない人も床に座ってた)。
「だったら昼間に乗ればいいんじゃないの?」とお思いでしょう? 夏のパキスタンは山間部でも気温が40度近くまで上がり、熱風吹き荒れてます。 窓を開ければ吹き付ける風はドライヤーさながら。かといって、締めれば高温サウナ。 さあて、あなたはどっちを選びます?! ちなみにピンディ-ギルギット間をバスで登る場合、お勧めはSILK ROUTE TRANSPORT社のバスであるが(当時500ルピー)、一番前に座ったという日本人女性曰く、車に酔ったパキスタン人が吐きにくるので、寝てられないそうである。 そう。エアコンが効いているバスは窓が開かないのであった。 「まさか、無視する訳にもいかないしさ。入れ替わり立ち替わり来る人の背中さすってたよ」 大きくて、飛ばせるエンジン積んでるエアコンバスの場合、後ろに乗るのが鉄則か? ところで、冒頭に出てきたM氏であるが、背が高く、がっしりしていて、とても男らしい方である。 「パキスタンってインドに比べると痴漢が少なそうじゃないですか。逆に男性の方が痴漢に遭うとかなんとか。あれって、ホントですかね」 「向こうの人って、日本人と違ってフレンドリーだし、いちいちオーバーアクションなんですよ。別れ際に「気をつけてな」って言いながらハグしたりね。ただ、そういうケのある人は抱きついた後、いつまで経っても離れませんね」 これを愛情表現ととるべきか身の危険ととるべきか、いささか判断に迷うとろだが、ここで、男に襲われる美少年の噂に真実みを帯びたのは確か。 ガイドブックにも「必要以上に体をすり寄せる人がいたら気をつけよう」なんて書いてありますが、 男性の方が痴漢遭遇率が高いのだろうか? いや、でも、痴漢に遭ったという男性にはとりあえず会わなかったので、誤解はしないで下さいね、念のため。 ただ、M氏も若い頃はよくそういう人に出会ったという。・・・ということは若い日本人が人気?!
|
| ©1997-2011 tabi-navi All rights reserved. |