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インドとフンザ編 > 第6話 町を歩けば、男にあたる。(ラワルピンディ) [概要: イスラム国家初体験!女性はどこにいった~?] 第6話 町を歩けば、男にあたる。(ラワルピンディ)
ピンディに着いたのは夜の10時。リアカットチョーク沿いの安ホテルに飛び込んだ。 聞くところによると、ここからさらにギルギットまでのバスに乗り継ぐこともできるらしいが、さすがにそれは無謀だろう。そこまでの体力を持ち合わせているほど若くないことは、充分自覚している。 ギルギットには翌日向かえばいいのだ! 翌朝、思う存分寝たところで、バスのチケットを買いに行った。このバスがミニバスだったことは既に触れたとおりである。 さてさて、いつものことながら、ラワルピンディの町も自分の足でひた歩いたのだが、実のところ、乗り物に乗りたかったけれど、歩かざるを得なかったというのが正しい。 ミニバスを見つけても、ことごとく満員。席がある、ないの話ではなく、荷台に載りきれない男どもが幌の縁にまで鈴なりにぶら下がっているのである。 「ああ、私もアレやりたいなぁ」なんて思ってもやり過ごすしかなかった。だって、私がここで乗るそぶりを見せようモノなら、きっと中の男が我先にと立ち上がり席を譲ってくれるのは想像に難くない。 だからやっぱり歩く。チャッパルを引きずりながらひた歩く。ナンの変哲もない道をただひたすら歩くのだ。
ところで、ラホールからピンディまでのバスでのこと。いつものごとく、人なつこいおじさんに質問攻めにあった。 「どこから来たんだ。そうか、日本か。ところで、君は1人かね?」 私の答えが期待通りだったのだろう。「そうか、そうか」と頷いた後、「まったく、この子はしょうがないな」と心配しているような、呆れたような表情を浮かべながら、こんなことを言っていた。 「どうして日本や韓国の女性は、自ら困難な道を選ぶんだい?なぜ1人なんだ。」 確かにわからないだろうなぁ。女性は男性が一生守ってやるものなんだろうなぁ。 女が1人でふらふらするなんて危険なことなんだろうなぁ。私、相当若いと思われてるんだろうなぁ。そして、きっと日本人旅行者は1人でいることが多いんだろうなぁ。って、韓国人もそうなの??? 1人のパキスタン人にぶつけられた素朴な疑問にいちいち納得。でもすみません。このような自分の人生観をぶつけるようなこと、あなたが納得できるように英語で説明することができません。 こういう男性側からの一方的な意見や表面的なこと見ただけで、イスラム教は女性が家に縛り付けられて自由がないだとか、男尊女卑だとか言って大騒ぎする外国人もいたりもするらしいけど、それはちょっと大きなお世話だと思う。 しっかし、女性はあまり外出しないくせに、マーケットに売られる婦人服はむちゃくちゃ派手で、スパンコールや金のレース、ビーズがじゃらじゃらついた派手なシャルワールカミーズでいっぱい。 絶対に絶対にインドより派手。 彼女たちは、これを着て、旦那に見せるだけで本当に満足しているのか? いや、我慢しないとだめなのか。それもなんだかつまらないね。せっかく美人なのに。(美人だからか) とりあえず、ラワルピンディの町の様子は今度ここからジャンプ。
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