旅ナビ[たびnavi.] -旅のノウハウや海外旅行情報、旅行記や祭りレポートなど、海外が身近に感じる体験談サイト。 |
サイトコンセプト|リンクについて|サイトマップ |
![]() |
|
|
たびnavi.のTOP >
インドとフンザ編 > 第16話 こんな列車の国境越え(ラホール-デリー) [概要: パキスタン・ラホール(ワガ)~インド・アムリトサル(アタリ)。] 第16話 こんな列車の国境越え(ラホール-デリー)
「部屋の鍵が隣と一緒だった事件」の勃発により、早々にラホール出発を決めた。ザックを担いでラホールを観光するくらいなら、インドに入ってアムリトサルで黄金寺院を見る方がましである。
そして、当たり前だが座席はないし、床にはシート一つ張ってない。 扉から漏れる光の当たる場所はほんのわずかで、暗くて自分の足下すらよく見えない。 ぐちょぐちょに汚れているのか、はたまた綺麗なのか、単にさびてるのか、わからないから誰も床には座れない。各々持ち込んだ荷物を座席代わりに座り込むか、バランスを保ちながら必死で立っていた。(当然、つり革有りません) 同じ車両に乗り合わせたインド人の男が、思わず口走った言葉がとても印象的。 「こんな経験初めてだぜ!しんじられん!」 そーか、インド人もびっくりか(笑) 出発から約1時間後、列車のスピードが徐々に落ち始めると、それを合図にしたかのように、若い男が徐々に扉付近に集まりだした。 そして、国境の駅、ワガにたどり着くと、列車を飛び降り一斉に猛ダッシュ! 「ええ?私も走らないとだめ?」と一瞬焦ったが、実は荷物用のカートの争奪戦で、「俺が先にとった」「イヤ俺のもんだ!」と押し合いへし合いケンカにまでなっている。 落ち着いてよーく見てみると、皆さん「引っ越し?」と聞きたくなるくらいの大荷物なのである。 ははーん。この路線を貨物にしてるのも、政府がちゃんと配慮してるんだな。きっと。 イミグレーションでは、パキスタン人、インド人と外国人の窓口は別に設けられていた。 パキスタンに入国の時は、荷物検査はあっさりしたもので、「お酒持ってる?」「持ってない。だって飲まないもん」「あ、そう。行ってよし」ってあっさり終わったのに、出国はかなり厳密。荷物の中身を全てひっくり返された。 まー、何も持ってないからどうってことないのだが、全ての人間にこれをするのには参った。 先に書いたように、パキスタンの人々は「引っ越し?」って感じの大荷物である。 布団袋のような大きな包みが2つ3つ。バッグも数個。おまけに山羊までいるんですけど・・・。ええと、やっぱり一家でインドに住むのか?そして、その大荷物を何十人分も徹底的に調べるのである。 ラホールを出発したのが7時半。ワガに着いたのが8時半。ワガで待機していたインドの列車(これはちゃんとした旅客車だった)がワガを出たのは14時すぎである。 全員が通関を完了するのに5時間近くかかった。 インド国境の町、アタリ駅には14時半着。インドの通関も混んだとはいえ、15時には入国完了。これは外国人が少なかったおかげかな。私とドイツ人男性ともう1人。3人だけだったから。 ちなみに、インドの入国カードは英語バージョンだったので、「外国人は英語がわかるだろう!」という思いこみを持ったインド人(もしくはパキスタン人)に入国カードを書いてくれとさんざんせがまれました。 入国カードに書いてある言葉は読める。意味もわかる。 だけど、あなたの名前を、住所を口頭で言われても、綴りがわから~~ん。 彼らのパスポートを見ながらがんばってはみたが、途中で聡明そうなインド人カップルに押しつけて逃げ去ったのでした。
|
| ©1997-2011 tabi-navi All rights reserved. |