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インドとフンザ編 > エピローグ(デリー-東京) [概要: デリー最後の夜からその後] エピローグ(デリー-東京)帰国直前に起こったインド人の友人との決裂は、その後の私の旅行にも多大なる影響を及ぼした。 「私みたいな若造が簡単に外国を旅できる今の現実は、来られる方の立場ではやっぱりイヤなものかな」 「本をいっぱい読んで、その国のことをわかった気になっていたのかな」 「結局、自分が痛い目に遭ったこと無いから、旅慣れたといい気になってたのかな」 ケンカならまだいい。言いたいことをお互いに言い合えるのだから、わかりあえなくてもそれはそれですっきりするというモノ。 しかし、今回のように、聞く耳を持ってくれないという状況は心底応えた。それも、帰国直前というタイミングの悪さ。弁解しようにも、チャンスが全くなかった。メールや電話なんて、無視されれば終わりだし。 その後の私ははっきり言って廃人同様で、気晴らしにでたはずのベトナム旅行はちっとも気晴らしにならず、全く楽しくなかった。 「あなたと友達になりたいから」なんて言葉をかけられれば、冷めた態度で「ふーん」と聞き流したし、自分から誰かに声をかけることもほとんどしなかった。終いには居たたまれなくなり、航空会社に飛び込んで、帰国を早めてしまった。 なんだか、すさんでたなーあのときは。 今になって、当時を振り返ると、なんだか、向こうの言い分もおかしいとわかる。 彼らがインド人だから信用してくれないと言うが、そういう彼らも私という日本人を信用していない。 例えば、パキスタンの山の上で出会ったS美さん。彼女とこんな話をしたことがある。 「デリーでさ、○○っていう旅行会社知ってる?私、あそこの××に誘われちゃった」 ××とは、Kさんの同僚だ。彼は妻子ある身なのは誰でも知ってる。 「お互い大人なんだから、遊ぼうだって~(笑)昔、日本人の女の子とこんなことやったとかあんなことやったとか、やらしい話ばっかり。でも、私はあの人好みじゃないからやだってゆったけどね」 S美さんとは、いろんなことを話した。彼女が旅に出た理由、今までの旅行について、日本での生活のこと。 その二人の会話にウソは全くなかったと信じている。(プライバシーがあるので、あまり書きません) デリーに帰って、そのことをKさんには耳打ちしておいた。あまりに過ぎると営業に差し障ると思ったから。 そんな私に彼が言ったのは、この一言。 「××はそんな奴じゃないよ。私が一番よく知ってる。彼女の言うことは絶対に嘘。そのことは他の人に言わないでください」 確かに本当かどうかはわからない。それに、××さんがいい人なのも知ってる。でも、私には彼女の言っていることがウソとは思えないし、本当だとしても、ウソだとしても、それを他の第三者に言うつもりはない。そうじゃなかったら、なんで、当事者のあなたに話すわけ? そして、「彼女の言うことはウソ。」と言われるたびに、その彼の言葉がウソに感じたのも事実だ。 なんだか人と人とのつきあいは、日本人同士ですら難しいのに、ましてやそれが外国人だと本当に複雑だ。それを初めて体感した出来事であり、衝撃的な旅だった。 仕事を辞めてそろそろ長期旅行に出るかなぁと思った矢先にこれだったので、しばらく日本に引きこもりましたが、そろそろ・・・いいかな?復活してきたぞ!あたしも!!
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