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  [概要: 一気にワンまで国内線で飛びました。]

 (2)イラン国境ちかくの町ワンまでの飛行機の話

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 さて、旅行初日にイスタンブールから国内線でいちばーーん遠くの町と見られるワンに飛びました。ワンに飛んだ理由はただなんとなくというのが一番強いですが、まあ、強いて言えば塩湖を見てみたかった。そして、イランの国境を抜けてきた旅人が必ず通る町なので、なんとなく面白そうじゃないですか。ね。
 日本からの便がワンの上空を抜けたので、いっそのことアンカラあたりで折り返して欲しい気持ちにもなりましたが、アメリカン航空のまいるが700まいる以上付いたのでよしとする(無料航空券がもらえるまでしばらくアメリカンにためよう)

 ワンで一番印象に残ったのはまず飛行機!です。
 この路線は絶対に窓側に乗ることをおすすめします!

 イスタンブールからトルコの内陸部を抜ける間のほとんどはトルコの茶色い荒野。UAEに行ったときは砂漠の真ん中に町がどーーんとあって知識で知っていたことでも目の当たりにするとそれはそれでびっくりでしたが、トルコもあまり変わりません。砂の沙漠ではないだけで緑が少なく、とっきどき町が現れると申し訳程度に緑が見える。

 東南アジアの上空を抜ける飛行機から見える景色を思い出すと、森(ジャングル)と田圃と畑だらけで、その緑の隙間につーーーっと赤土の線が入っている(要は道。轍が見える)っていうのが定番で、だから一面緑の絨毯なんですけど、トルコは逆なんだなー。
 遊牧民が緑を求めて移動するという意味がようやくわかった気がしました。
 
 そして、この飛行機は着陸がまた迫力です。
 ワン湖は面積が3713km2と琵琶湖の5倍以上もあるので、着陸15分前くらいから湖面が見え始めますが、その様はまるで海が現れたかの様です。対岸まーったく見えませんもん。
 そして、着陸態勢にはいると飛行機の機体が小さいのも手伝って、あれよあれよと湖面が目の前に迫り来るのです。

 それからは「このまま墜落するんじゃないか~」とぎゅっと歯を食いしばりつつ、湖のすれすれを飛ぶ低空飛行を楽しむのであります。ジャンボジェットみたいにお腹が大きい飛行機だとこうはいかない。ちいさい飛行機ならではの楽しみです。(セスナとかだともっと迫力なんだろうけど、それは置いておく)

 今まで乗った飛行機の中で(恐怖という意味で)一番スリリングだったのはインドのデリー-レー間の切り立ったヒマラヤ山脈の山と谷の間をすり抜けていく航路でした。天候がちょっとでも悪いと飛ばない路線ですが、理由がわかりましたもん。

IMG_1569_1.jpg しかし、今回の湖上空の飛行は、恐怖じゃなくジェットコースターに乗っているみたいな楽しいスリルがありました。

 若かりし頃、飛行機でぴゅーーんと飛ぶより陸路で旅を味わう方が面白いと思っていた私ですが、飛行機は飛行機でそれなりに面白いもんですね。

タグ:トルコ|ワン|ワン湖|国内線

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