(7)ディヤルバクルの町のこと

[トルコの街の周辺はこんな景色が続きます(町から近いのでまだ緑がある)。]
さて、ディヤルバクルです。
この町はティグリス川の上流にあり、全長5.5kmもの城壁に囲まれた町。城壁の高さは世界第2位だそうだ(それほど高かったかなぁ?なんて思うけど)。町をざっと眺めた私の目で見ると、城壁の中が旧市街のような感じで、おしゃれなブティックなどは城壁の外に新しくできたショッピングセンターの中にあります。城壁の中の建物は古い煉瓦造り、石造りのものがおおいです。
しかし、この町でほんっっとーーーに辟易したのが子供!!!
旅行中って、旅行者の相手をしてくれるのは子供や年寄りが多くて、普通は子供と暇つぶしに遊んでいるのは楽しいですが、トルコのアラブ系の人の多い町、特にこの町はとにかく子供が金をせびる。それだけがとてもいやだった。
歩いているだけで「マネー。マネー」と寄ってくる。町並みの写真を撮ろうとすると無理矢理に被写体になろうとしてじゃまをする。被写体になるから金をよこせという。
親切な大人のおじさんに道を教わって博物館に向かって歩いていたら、突然ひょっこり現れた中学生くらいの女の子が勝手に道案内をし始め、「案内したんだから、3人分チップをちょうだい」って、私があなたに道を聞いたんだったらともかく勝手についてきただけやんけ!!!
夏休みだったのか、とにかく子供の数は半端ではなかったが、その大多数が外国人の私を見ると「お金!!」って駆け寄って来るんですよ。とにかく落ち着かない!
地面を歩くのがめんどくさくなって、城壁に登って町を眺めていたら、ずーーーーーーっと向こうに見える家の屋上で遊んでいた男の子が私を見つけて、屋根を伝い、壁を伝いしながら5分以上かかって、城壁まで猛ダッシュしてきて、そして、言ったせりふはやっぱり「お金!!」ですよ。もうっ、ばかっ。
でもですね。別に物乞いとかそういう子たちではないのです。
お金持ちではないとは思いますが、身なりもきれいな普通の子だし、そのへんの大人が子供が私に金をせびっている姿を見るとしかりとばしてくれましたし。言ってみればいたずらとか流行というかゲームみたいなものだと思います。きっと、ちょっとしたことでチップをあげたりお菓子をあげたりした外国人旅行者がいるんだよね(特におばさんが怪しい)。
だから、なんとなく怒鳴りつけることもできなくて、イライラし通しでした。(・・・しかも、英語がちゃんと通じるわけでもなし)
「トルコ中がこんなんなのかなぁ・・・」とうんざりしましたが、南東部を離れたらこんな子供はぱったりといなくなりました。ぱっちりとした目がかわいい、いい子ばっかりでほっとした~。
ところで、城壁に登ってみたのでわかったのですが、サライ門を出て南側の城壁にそって歩いてみると、あちこちにプールがありました。よく見ているとビニールバッグを持ってあるいている男の子が次々とプールにやってきます。小学生くらいから高校生くらいまでの男子のみ!女の子は全くいません。
ざっと見ただけでプールが3つはありましたが、どこも結構水深が深く、男の子たちは泳ぐのではなく、飛び込みをして遊んでいました。
城壁を歩いているだけでプール中の男の子に第注目され、
「こっち見て~!!俺が飛ぶぜ!」
って感じでいちいちパフォーマンスしてくれるのはおもしろかった。
(飛び込み台でひなたぼっこしている子に「飛べ!」ってゼスチャーで示したら飛んでくれたし。)
さすがにプールにいる子は「マネー」とは言わなくてほっとしました。

小さい子供は浮き輪を着用して飛び込むか、もしくは、ビーチボールをシャツやバスタオルで腰に巻き付けて飛びます。(足が届かないからね)
落ちた後はアメンボみたいにプールサイドまでじたばたしながら漂っていました(泳いでいたとはいえない状況)