(8)ウルファで初エフェスビールを飲む


ツボにはまってしまったディヤルバクルのバス会社「オズ・ディヤルバクル」のロゴマーク。
コレをみてから、すいかの名産地という歌が頭から離れなくなってしまった。
「と~もだちができた~すいかの名産地~」ってか。スイカが名物なんかな~。 |
さてさてさて。ディヤルバクルからバスで西南のシリア国境近くの町シャンルウルファに向かいました。勿論バスは上のオズディヤルバクル。トルコはバスが発達していると聞くが、地方のバスでも結構デラックスで驚いてしまう。サービスは都会のでかいバス会社に負けるけどね。
ディヤルバクルは城壁の内外に町が広がる大きな住宅地に降り立ったため、都会という印象を持ったが、ウルファに降り立ってみると、茶色い丘から吹きすさぶ乾いた土ぼこりが激しく、「うわ~、田舎かも」と寂れた感が否めない。
ところが、町に入るときれいな石畳が敷き詰められた通りにおしゃれなブティックが並んでおり、少々驚いた。
実はこの町は予言者アブラハムが住んでいたといわれ、予言者の町とも言われる。
シャンルウルファ城の麓にはアブラハム生誕の地、聖なる魚の池、モスクが建ち並び公園として整備されている。いわゆる聖地になるため、国内外から観光客が訪れると、きっとこういう訳である。
ちなみにこの町は聖地ということで、お酒を出すレストランが大変すくなく、というより全くないと言ってもいいくらい。聖地ということを除いてもロカンタみたいな軽食堂が多くて困った。
私はこのところ旅先でもお酒を飲めるようになってしまい貞操観念が薄れたのは困ったものですが(若くなくなったともいえる)、でも、摂氏40度を超えるトルコの夏で、しかもこんな乾燥地帯に来ているとやっぱりキーーーんと冷えたビールが飲みたくなるのはしょうがないことであります。
唯一見つけたのは宿の近くのロカンタの裏通りにあるバーで、このあたりに5,6軒のバーが集中していた。でも、さすがにイスラム国家でこういうところでビールなんて飲めないわけですよ、女の私としては。もっと明るい雰囲気のところで、カーーっと1杯だけ飲みたいんですよ~。酔っぱらいたい訳ではないのだ。のどごしすっきりなのだ。ウルファ、とにかく暑いよぅ。体が乾き切ってる・・・。(太陽光線が突き刺さるというのはこういうところを言う)

ロカンタで食事をした後もあきらめ切れず、しらみつぶしに町中を歩き回りました。酒屋を探しました。
でも、ほんっとうに酒屋もなくて、これもやっぱり聖地だからでしょうけども、歩きすぎて消耗仕切っている私の目の前を黄色い液体がしゅわしゅわしているペットボトルを抱えた男の子が横切りました。きっと、さっきのバーで生ビールをテイクアウトしたんだな。あやつは。
結局、どうなったかというと、さんざん歩き回って疲れて宿に戻ったら、近くのビルの隅っこに畳二枚ほどの大きさの小さな酒屋が出ていました・・・。そして、その前には炭焼きケパブ屋が・・・。灯台もと暗しとはこのことだ。
宿に戻って冷房にがんがん当たりながらエフェスをぷしゅーーっと一杯。甘ったるいコーラよりもこれがうまいと感じる私は大人になったのか。・・・まさか親父に!?。

【シャンルウルファ城から町を眺めるとこんな感じです】