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フィジー(島巡り編) > 第5話 ええっ、罰金?! (ココン - バンコク:カンボジア) [概要:国境で親父にバクシーシを請求され。日帰りって駄目なんだって。] 第5話 ええっ、罰金?! (ココン - バンコク:カンボジア)昼ご飯だか夜ご飯だかよくわからない食事を終えると、A氏を宿まで送り届けると私はそのままタイへ逆戻り。これから久々の一人旅が始まる。バイクに乗って国境に向けて元来た道を戻る。橋を越えてタイに入ると舗装されていて、インフラの整い方一つでもタイとカンボジアの違いが見て取れる。 イミグレに到着し、ドライバーに約束の金を払うと行きと同じイミグレーション小屋へ。パスポートを受け取った窓口の親父は、ページをめくりカンボジアのビザを確認。出国スタンプを押す為にスタンプに手を出した瞬間、親父の眉毛がピクっと動いた。 「あんた、カンボジアに入ったの今日?」 「そうですけど、なんで?」 日本人である私はアジアの国のイミグレーションで尋問されることは滅多にない。こういうのに慣れてない上に聞かれる理由が全くわからない。
相手はお役人なので、決まりは決まりと引いてくれない。落ち着いて考えると、物品の売買の為とか、女を買うとか、観光目的じゃなくて泊まらずに帰ってくる人はいるだろう。タイ人やカンボジア人であれば。 そもそも観光客ビザってヤツは、カンボジアに滞在してお金を落として頂く為にだす許可証っていうことで、それ以上にビザ代に落としてるっちゃー落としてるけど、よくよく考えると、何の目的もなく、3000円もの大金払って日帰りする旅行者なんて怪しさたっぷり。 それでも懲りずに「やだ。払わない」と言い張ると、親父も負けずに「あっそ、じゃ、ココンに1泊するんだね」、パスポートを投げ返した。 くっ。ココンに泊まって朝一に国境でて・・・帰れないこともないけど、バンコク発つの明日の夜なんだよ。 「わかった。払う、払う。」 お役人にたてついても始まらないのはどこの国でも一緒。仕方なしに300Bを差し出すと、先ほどからのけんか腰のやりとりで、親父は完全に怒っていたが、なんとかスタンプをおしてくれそうだ。 「でも、ちゃんと払うからレシートくれる?」 余計なことを言った。親父の血管きれるかと思ったよ。カッを目を見開き、「レシートなんてあるかっ!」っとペンを投げ出した親父の切れ方を見る限り、どう考えても逆ギレ。わかってて悪いことしてるとき、それを指摘されると頭に来るんだよね。 「はい。レシートなんていりません」 正規のレシートが出せないっていうことは、この300Bは親父のポケットに入るってこと。 ホントに国の決まりで日帰りの観光客は通しちゃいけなくて、見つかったら親父の傷が付く。そのリスクに金を要求しているとか、そういうことにしておきます。だって、また町に戻っても、往復のタクシーと宿で300B以上お金使うし。その上、何かあったら、バンコクから先のチケットがパーだもん。 イミグレを突破し、数時間ぶりに無事タイに戻った。同じお隣の国でも、マレーシアに遊びにいくのとは違うみたい。 国境の町ハートレークからトラート、トラートからバンコクへ。バスを乗り継ぎ戻った時は、夜中の12時近かった。 いや~、長い1日だった(笑)
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