旅ナビ[たびnavi.] -旅のノウハウや海外旅行情報、旅行記や祭りレポートなど、海外が身近に感じる体験談サイト。 |
サイトコンセプト|リンクについて|サイトマップ |
![]() |
|
|
たびnavi.のTOP >
フィジー(島巡り編) > 第6話 夜中の一人歩きにご用心。(バンコク:タイ) [概要:バンコクで職務質問?ボクは韓国人だってどういう警官なんだろう・・・。] 第6話 夜中の一人歩きにご用心。(バンコク:タイ)トラートからバンコクの東バスターミナル(エカマイ)に着いたのは、夜中の11時半頃だった。スカイトレインに飛び乗り、国立競技場前まで。今回はその周辺で宿を探すことにしたのだが、いかんせん、この辺りに宿泊するのは初めて。マーブンクロンセンターとかサイアムスクエアとか、繁華街の目の前だけど、さすがに夜の12時を過ぎれば人も車もまばら。 「と、とりあえず、この筋を行けばいいのかなぁ?」 「ジムトンプソンの家(タイシルクの店)」への看板を見つけ、その路地に入ってみたのだが、宿どころか、街灯もほとんどともっておらず、進めば進むほど暗くなってる気が・・・。 それに、そこの道に止まってる黒いランドローバー!何もしないで、じーーっと運転席に座ってる男が・・・こっち見てない? 「ヤバッ! こりゃ、道間違えた。」 さすがに怖くなり、元来た道を戻りかけた時、あろう事かランドローバーの窓がウィーーーンと開いた。そして、窓越しに「おいっ」と叫ぶ男。 あ、あたしのこと呼んでます? 「こっちに来なさい」ってなに~? 逃げても車じゃ追いつかれるし、逆ギレされても困るし、仕方なしに少しずつ車に近づいていった。男に向かって、「あんたを怪しい人だと思ってるんだから」というオーラはだしまくりで。でも、このままさらわれちゃったらどうしよう。 「一体、こんな時間に何をしてるんだ」 偉そうな口調で、そう言い放つと男は車から降りてきた。 車から降りると、街灯の明かりがスポットライトの様に彼の姿を映し出す。少し四角目の楕円形の輪郭に短く刈り込んだ髪。あごは丸めで一重まぶた。どうも、中華系のタイ人みたい。 服装は上下共にぱりっと糊の効いた茶色のシャツに茶色のスラックス。んっと、どっかで見たことあるような。 「ええと~。ゲストハウスに行くんです。バンコクにさっき着いたので。探してただけ」 話しながらも少しずつ後ずさり。だって、このまま車に連れ込まれたり、バッグ奪って逃走されたりしたらやだもん。こういうときは、「命さえ助かればそれでいい」と言うものなんだろうけど、私は、自分の荷物、例えば、ハンカチ一つでも他人に取られるのはイヤ!
「ノーサンキューノーサンキュー。ちょっと道を間違っちゃっただけなの」 にっこりと笑顔でお礼を言うと、更に一歩車から離れた。「本当に送っていかなくていいの?」なおも食い下がる警官君。仮に親切だったとしても、これから一件一件宿を当たるのに、車じゃ面倒くさい。 「じゃあ、気を付けて。そこの道を戻って突き当たりを左。そして一本目の横道でまた左だよ」 「OK。コップンカー」 彼を説き伏せ、立ち去ろうとしたその時、同じ制服を着た1人の男が、突如暗闇の向こうから現れた。その男は、素早く車の助手席に滑り込むと、韓国ポリスに向かって合図をする。 「じゃあ、僕らは行くよ。そこの道を左に曲がって、すぐ左だ!わかったね」 ランドローバーのエンジンがかかる。スルスルと動き出した車が、私の横をすり抜けた瞬間、窓越しに、助手席の若い警官とバチッと目があった。生粋のタイ人と見られる彼は、小麦色の肌にくりっとした目。こういう人は笑うとかわいいんだよなぁっって思ったら、にこって、きゃーーーー。くそう。送ってもらうんだった。 しかし、今考えると職務質問をされていた怪しい人物は私の方だったんだな。 あんな真夜中に、人気のない路地で、黒い帽子に大きなザックでうろうろしていたら、それこそ怪しさ100%。 ・・・しょっ引かれなくてよかった。 ※ 翌日行ったバンコクのアマアマトーストやさん、モムのレポートはこちらから。(別ブラウザ)
|
| ©1997-2011 tabi-navi All rights reserved. |