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タイからカンボジアへ > 第7話 だんだん飽きてきた三日目(笑)(シェムリアップ) [概要:カンボジア人の性格もいろいろ。いい加減、まじめ、シャイ・・・面白い。] 第7話 だんだん飽きてきた三日目(笑)(シェムリアップ)
今日は昨日までに訪れなかった遺跡を順々に回ることになっている。 大物を先に見てしまっただけに、まるでリーグ優勝が決まっているのに仕方なく消化試合をこなすプロ野球選手の気分(どんな気分だ)。 しかし、消化試合なのにまた早起きとは・・・我ながらよくやる。 実は昨日、気になっていることがあった。 A氏のドライバーを勤めているCHOUは、お調子者、ちょー女好きでいい加減。(そして、バイクの運転も下手らしい)。 1日目なんて寝坊して午後まで来ないし、その後もいろいろとあって、チャンとナリの二人と喧嘩した。 だから、昨日までこいつらお互いにシカトこいていた。どうも、責任感の強いチャンがお説教したらしいのだ。 「お前のガイドとしての説明はなってない」 「いい加減過ぎる」 彼らはドライバーなんだけど、走りながら英語ガイドの役割も果たしてくれるんだよね。 CHOUは楽して儲けようってタイプなモノだから、まじめな彼らとぶつかった。 我々が遺跡見学中は、ドライバーは遺跡の外で待ってるんだけど、チョウだけは1人で売店の女の子(各遺跡の入り口には必ず売店がある)とダベっている。とにかく、ナリたちと一緒に行動しない。 二日目の午後はSさんがリタイアしたためにナリと私、Aさんとチョウの4人行動になった。 例によって見学中は外で待機している彼ら。私らは各々が好きなように寺院を見学する。 Aさんはとにかくじっくり中を見て回るので、私の方が先に外に出てきてしまう。いやー、それが困った。 ナリは私が出てきたのをめざとく見つけ、寺院入り口にぴたりとバイクをつける。 数分後、ナリが動いたのを見たCHOUもやってくるのだが「なーんだAはいないじゃーーん」と、また女の子とだべりに戻る。 ナリも「じゃあ、Aが出てくるまで他のところにいるよ」とか言うくせに、チョウと一緒にいたくないモノだからすぐに私のところに戻って来てしまう。話し相手のチャンがいないから手持ちぶさたなのである。 私もね、チャンと二人ならどうってことないんだけどさ・・・。 ナリは無口なんだよ。しかも私は英語下手なんだよ。二人にされると困るんだよ。おいおいおーい。 この空気を何とかしてくれーー。 今日はSさんも復活してくれたのでそのドライバーであるチャンも復活。 「とりあえずこれで、あのやな空気はなくなるわー」とほっとしていた。 結局、この日のヤツらは私の心配をよそにとても和やかで、途中でお互いのバイクを交換したり楽しげであった (お陰で乗り心地の悪いCHOUのバイクに乗る羽目になった。後輪滑りまくり)。 もうっ、君ら一体なんなんだーー!
思いっきり彼らの会話の邪魔をする私。こちとら、イライラしてるんでぃ。 でも、あ、あれ?ナリがいないけど・・・。口べたナリは女の子も苦手なのか・・・。 しかし、この場にはいなかったものの私の雄叫びを聞いたナリは、素早く飛んできた。 うーむ、これじゃ私が意地悪主人みたいじゃないか!そんな血相かえて飛んでこないでよ(^^;; 「お腹がすいているのならアンコールワットの前にあるレストランまで連れていきますが・・・」 なんと、食べ物を扱う店はアンコールワットの前の高いレストランしかなかった。 そして、ここからじゃとっても遠いのだ。 うーっ。腹は減ったけど、戻るのはやだ。 「やっぱりメシいらない」←どう考えても、単なるわがまま主人。 遺跡見学する前に朝飯くっときましょうね。 この日は午前の見学が結構長引いたのと最後の日だということで、昼飯は6人一緒に食べた。 アンコールワットの前のレストランはちょっと高いけど、客を連れてきたドライバーはコミッションをもらえるはずだ。 だから、この店で食事をする事にした(勿論、彼らの分は私らがおごった)。なんだかんだゆって、この個性的な3人と一緒できてとても楽しかった。 私ら英語下手だけどさ、そういうの気にせずに気軽に喋れる雰囲気があってすごい良かったんだよね。 「ったく、なんで日本人は英語できねーんだよ」っていう態度をとらないの。なんか暖かい。 やっぱ、ご飯は一緒にいて楽しい人と食べるに限る! もう、午前の見学でここいらの全ての遺跡を見終わっていた私たち。 「午後はどうする?」との問いに、「もいっかいバイヨンっ」と私のわがままでバイヨンへ。 二度目のバイヨンなのにA氏は再びしみじみと見入ってなかなか出てこない。私はその間にチャンのドリームⅡを乗り回していた。 スクータータイプのバイクが苦手な私には、ドリームIIは超乗りやすくて軽くて手軽で気に入ってしまった。セカンドバイクにほしいっ!明日はレンタバイクして遠乗りしよーっと。
結局、この日も雲が多くて綺麗な夕日は拝めなかったけど、こんな状態で夕日にロマンを感じるとも思えないし、 よしとしておく(こんな状態じゃなくてもロマンを感じるようなタイプではないかもしらん)。 クメール王国の王様はここからなにを見下ろしていたのだろうか・・・。 あ、そうだ。午前の見学部分はここからご覧くださいませ。
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