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たびnavi.のTOP >  タイからカンボジアへ > 第12話 プノンペン市内巡り(自由行動編)(プノンペン)
  [概要:徒歩でプノンペン散歩の一日。汗をだらだらかきながらも楽しかった♪]

 第12話 プノンペン市内巡り(自由行動編)(プノンペン)

 今日は1日自由行動の市内巡り。夕方バンコクに発つT氏とともに自由に市内巡りと決め込むことにした。

 朝の8時頃、「多分この辺(宿周辺)をふらふらしている」との言葉を元に外に出ると、ほんとにうろうろしているT氏発見。

「朝御飯食べましたぁ?」「食べました」

 無情なお言葉・・・待っていてくれてもいいじゃないかー!と思ったら、実は食べたのは朝の5時過ぎだという。

 なんでも、彼は外国にいても常に日本での生活時間帯が身体にインプットされてしまっているそうだ。(私も日本だと昼過ぎまで寝ているので、ある意味ピッタリとも言える)
 しかし、Tさんはアメリカとかに行ったら一体何時に起きるんだろう?

 さてさて、まずはセントラルマーケットへ。

 その名の通りプノンペン市内の中央に位置するこのマーケットは、ドーム型の建物の中に怪しげな土産物屋や宝石屋が整然と並んでいる。昔はこの宝石の中にはお値打ちモノが混じっていて日本に持って帰ったら100倍で売れたりしたそうだ。

 宝石に興味もなければ見る目もない私はもちろん手を出さなかったのだが、後日聞いたところによると、シェムリアップで分かれたSさんは、ここでルビーと言われた宝石を買ったそうだ。

 店員はMade in JAPANと書かれた「宝石探知器」と称するライトを出し、こう言った。

「この光を当てると偽物はガラス玉だから色が変わるんだ。勿論、本物は変化しない」

 Sさんは何の疑いもなく、色の変わらなかった方の石を購入したらしい。

 落ちはおわかりでしょう。日本で宝石屋に持ち込むと、やっぱり「これはガラス玉です」。奥様には、「宝石は日本で買ってよね!」と言い放たれたそうだ。

 でも、色の変わった方が、本物のアレクサンドライトだったなんて真相が隠されていたらおもしろいのだが・・・。
 これからプノンペンに行く予定の人は是非是非「じゃあ、偽物でいいから安く売ってよ」って言ってみてくださいっ。そして、店員の反応を教えてねっ。


 このマーケットは町の中心にあり立地条件がとても良いことから、外国人観光客がたくさんやってくる。なので、観光客が対象のお店(お土産屋)はむちゃくちゃふっかける。そして、とても無愛想だ。

 でも、日用雑貨屋さんなど、観光客にはあまり関係のない店では全く対応が異なる。

「もうちょっと負けて欲しいなぁっ。もうカンボジアのお金がほとんどないんだよね・・・」
「うーん。$4が仕入れ値なんだよ。ぎりぎりで$4と2000リエルっていうのでどう?それ以上はむりだなぁ」


 なんて、頑張ってぎりぎりのところまで値段を下げてくれたりする。

 ちなみにこうやってお願いしまくって手に入れたのはベトナム式のコーヒーフィルター。よくベトナムに売っている薄っぺらいアルミ製のではなくて、ステンレスのしっかりしたヤツで、中国製だった。
 日本で大活躍しております。

 インドでもよく見かけるサトウキビジュースは、カンボジアの方が美味かった。インドだと、ほんのり甘くておいしいけど、サトウキビの青臭さが鼻についたんだよね。でも、カンボジアは氷できんきんに冷やしてくれることと、ライムを多めに入れてくれることで青臭さが消えていた。

 市場巡りでちょっと疲れたら、ここで一休みしてみてね。一杯500リエルでっす。
サトウキビ絞り
サトウキビジュース屋
サトウキビジュース屋

 ところで、昨晩の晩御飯は日本料理屋に行った。日本料理が恋しかったワケではなく、海外の日本料理屋はどんなものかを試しに行ったのである。

 こういった料理屋のお客は、プノンペンに駐在している日本人が主。ついで現地のお金持ちで、さらにその後に来るのが我々観光客ですかね。味はまあ、日本の基準と比べちゃいけないかなぁ。ってかんじ。そこそこ流行ってるみたいですけど。こちらの人の舌にあわせているかもしれないし。

 天ぷらの揚げ具合がなんかちょっと違うんだなぁ。

 値段は日本で食べるのと同じくらい。定食が$7~10くらいする。つまり現地価格で言うとべらぼうに高い。

 でも、こういう料理屋は日本料理を目的とするのではなく、日本の情報に飢えているときに来ると非常に価値が高い。

 日本の新聞の衛生版や雑誌、駐在員向けの日本語情報誌などが常備されているのが有り難い。日本語情報誌の方がガイドブックより最新でレアな情報が載っていることもしばしば。(最近じゃネットもあるけど)
 それと、有給の旅人=サラリーマンパッカーが集まってるので日本語の会話をしたいときにもいいかもしれません。
 あくまでも現地ではお高いお店なので、汚い格好で入るのに勇気がいりますが・・・。

 で、何が言いたいかというと、今日の観光は、市場を除いて、このバンコク駐在員向けの情報誌に掲載されている「カンボジア特集」を見て回ってみた。
 バンコクにいる日本人家族が小旅行にカンボジアに来たりするでしょう。そういう人向けの特集ってことだ。

 輸入書専門店MonumentBooksクメール焼きの店SHI・RO-へ。
 モニュメントブックスは歩き方にも載っているが、このときはすでに移転しており、2000年5月現在では、モニポン通りではなくノロドム通りにあった。このあたりがガイドブックよりも優位な点かも。
 この本屋は輸入書籍専門のため、これといって面白い本は売っていないし高いけど、外人向けに英語版のカンボジアに関する書籍などが大量にそろっていて、便利といえば便利。
 アンコールワットの敷地内で子供が$2で売っている日本語版ガイドブックが20倍で売られていたのは驚いたが。日本では絶版になっているような古いガイド本も高額だった。

 クメール焼きのシローは、プノンペン在住の日本人アーティストシロウさんが開いているギャラリー。
 プノンペンの大学で講師をする傍らショップを出しているとのことで、シロウさんがいらっしゃらないときは開いていない。 私らはちょうど昼時についてしまったため、見事に閉まっていた。
 国立博物館のある通りの近くにあり、その辺一体がちょっとアーティスティックなお店が続いているなかで、一軒だけナチュラルな雰囲気の店がある。そこがこのお店。今は少なくなっているらしいクメール焼き。 行ったひとは是非覗いて来てください。(所在地はページ最下部参照)
アイス
アイス屋さん
あいすくりんっ
 ここまでずっと歩き通しだった我々。

 私はこんなの日常茶飯事だけど、Tさんは大丈夫かなぁ?体力云々ではなくて、歩いたりするのが嫌いなひとっているでしょう?無理矢理つき合わせてしまっているのかも・・・。
 しかし、ここらでお茶でも飲みたいのだが、ぜんっぜん開いているお店がない。そして、店を探しているうちにトンレサップ川に出てきてしまった。

 すると、背後からちりんちりんとベルの音。
 振り返ると、おじいちゃんがベルを片手で振りながら屋台を押している。ガラスケースにはフランスパンが・・・。もしかして、バインミー屋さん?

 プノンペンに入ってからというもの、路上でやたらとバインミー屋さんを目にしていた。

 お隣のベトナムでもおなじみ、フランスパンに野菜などを挟んだサンドイッチでめちゃくちゃ美味いと聞いている。
 今までバインミーの屋台を見つけるのは必ずお腹が一杯の時で、悔しい思いをしていた。
 そして、この日も「朝御飯にバインミー食べるんだい!」と思っていたモノの、一つも屋台を見つけられなかったのだ。つっ、ついに念願のバインミーが食えるっ。


「おっちゃん!一つくださいなっ」

駆け寄って注文したはいいが、ん?なんか変だぞ。野菜はないし、コーンカップらしきものが?なにこれ。

 おじーちゃんは「これかい?」とパンを指さす。
 とりあえず、うなずくとフランスパンを手にし、真ん中のバケツを開ける・・・アイスだー

 なんと、フランスパンにアイスを挟んでくれましたの。昔懐かしアイスクリン。
 さすがにフランスの影響を受けていたお国柄、フランスパンも程良く柔らかく、むちゃくちゃ美味い。 パンにアイスクリームっていうのもなかなかだわー。

 パンにアイスを山盛りにしてくれたおじいちゃん。
 木陰に座り、心地よい風を受けながら、優雅にアイス・・・と行きたいところでしたが、なんせ暑いもんで。 どんどんどんどん溶けて流れてくるアイスクリームと格闘する羽目になってしまった。


 アイスで大復活!その後、プノンペン市内の土産物屋やNGOショップを歩いて回ったが、紹介してももっととりとめがなくなって申し訳ないので割愛させていただきます。

 ちなみに、シアヌーク通りにある長崎屋という日本料理屋は、料理長は日本人で味は保証できると思うが、ちょうどランチの時間が終わってしまったためについぞ食すことはできず。
 入り口に「マグロ入りました!」なんて英語で書いてありました。今週の日替わりはマグロ料理らしい。

 最後に、これぞ土産物屋!ってカンジの珠山精品について。ここは、シンガポール人の社長が経営している。

 まだ、観光みやげという分野の産業がきちんと発達していないこの国で唯一といっていい土産物屋だと思う。高いが、割と品物はいい。
 そこいらの道ばたの土産物屋のモノはここの製品と比べると、「まだ作り途中?」と聞きたくなってしまうぐらい作りが中途半端なのだ。この店はさすがに宝石も本物でしょう。

 香港、台湾、シンガポール、韓国、日本などのツアー客をバスで連れてきたりするらしいが、やはり中華系が多いみたい。香港やシンガポールからはプノンペンまでの直行便があるからなおさらである。
 私らが行ったときはちょうど台湾の団体様に出くわした

 我々には日本語が多少できる店員さんがついてきたので冷やかし半分で色々と質問責めしたり、お茶をもらってカンボジアのお菓子を試食したり、完璧くつろいでいた。冷房も効いていて涼しかったし。

 我々もちょっぴりだけ買い物して、さらに帰る間際にもういっぱいお茶を要求したりしたのだが、おねぇさんはイヤな顔ひとつせず快くお茶を入れてくれ、買わないくせに試食用のドライフルーツをまた開けてくれ・・・この時点で我々はすでにお客ではなくなっていた。

 他にお客がいないのもあり、店員のおねえさんはVCDデッキの中から売り物のアンコールワットのビデオを取り出し、カンボジアの音楽VCDに取り替えた。

「おっ、これは見たい!」

 さらにお茶のお代わりを頂き、そのままVCD鑑賞~!!

 カンボジアの音楽VCDはまず、歌入り、続いてその曲のカラオケという順番で数種類の曲が収録されている。
 1曲目はタイタニック!セリーヌディオンのあのテーマ曲のクメール語バージョンである。

 歌詞の内容はディカプリオのタイタニックと全く同じであった(説明してもらった)。 しかし、映像はあの豪華客船とは似てもにつかないクルーザー(っつーか、あれはトンレサップ川のスピードボートかも(笑))
 金持ちのお嬢さんがさえないカンボジア青年と出会い、婚約者の目をかすめて会いに行っちゃったり (突然婚約者が消えたために、男は船中を探しまくっていたが、見つからないほど大きな船じゃないぞ!)、船の先端であの鳥の様なポーズしたり、肖像画かいたり、一緒に踊ったり、(チョー小規模なんだけども)完全にパクリだった。

 思わず笑ってしまったが、店員のおねえさんたちは大合唱。とても好きな曲らしい。
 ちなみに歌手はカンボジアのトップ女優で、「カンボジアで一番美人」だそうだ。
 しかし、数年前に強盗に入られ34歳の若さで殺されてしまったとか。やっぱ、お金持っていると危険な国なのかもしれないなぁ。

 ツアーの観光客向けのおみやげ物やなのだが、我々が時間のある個人旅行者で、しかも相手が人のいいカンボジア人だったから、冷房の効いた場所で楽しく遊ばせてもらっちゃった。

 今回のバンコク駐在員向け情報誌!かなりヒット!でした~。

○ 情報誌に載っていたお店(ガイドブックと重複してなかったモノだけ)
SHI・RO- クメール焼き
No.29 EO ST.178 (要時間問い合わせ つっても電話番号忘れました)
KROMA CLOTHES SHOP クロマーとその精品
MONIVONG BLD. [CAMBODIA JAPAN FRIENDSHIP SKILLS TRAINING CENTER 内]
PAILIN SOUVENIR 珠山精品 土産物全般
No.36-38 ST.MAO TSE TUNG BLVD  tel: 012-890-686 open: 9:00-19:00


- カンボジア旅行記:タイから陸路で国境超えて 目次 -
プロローグ
第1話 国境の町アランヤプラテート
第2話 国境越えてからが大変なのだ!その1
第3話 国境越えてからが大変なのだ!その2
第4話 念願のアンコールワット
 →【写真】いきなりメインディッシュ!?アンコールワット
第5話 魅惑の微笑みアンコールトム
 →【写真】アンコール・トム
第6話 クロマー星人あらわる
 → 【写真】バンテアイ・スレイ
 → 【写真】タ・プロム、タ・ケウ他

第7話 だんだん飽きてきた三日目(笑)
 →【写真】スラ・スラン、ニャック・ポアン等々
第8話 シェムリアップでヘアカット。$3。
 →【写真】シェムリアップののほほんな1日
第9話 スピードボートでプノンペンへ
第10話 旅先の日本人の人間模様。
第11話 プノンペン市内巡り(バイタク編)
第12話 プノンペン市内巡り(自由行動編)
第13話 バイク故障!やっぱり新しいのが素晴らしい
第14話 謎の女、あきみ
エピローグ

タグ:カンボジア|プノンペン|偽物の宝石|市場|観光

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