15時間もの間、ごとごととローカル列車に揺られ、ラーショーについたときにはとっぷりと日が暮れていた。
駅まで待ちかまえていた乗り合いのピックアップトラックに乗り込み、ホテルに一直線。
「ちょっと待ってて、今ホテルが開いてるか聞いてきてあげるから」
私が指定したホテルの前にやってくると、運転手は、車から降り、ホテルのフロントに駆け込んだ。
「今日は満室だって。だから、今他のホテルを探して貰っているからまってて」
私はホテル満室だったら自分の足で歩いて探すつもりだったのだが、彼もホテルの従業員も当然のことだといわんばかりに他を当たってくれる。
「亞泰賓館YA HTAIK HOTELに部屋があるって~。そこでいい?」
勿論!とばかりに頷くと、そのままタクシーでホテルまで向かってくれた。一緒に乗っていた一般のミャンマー人たちも、私のせいで時間ばっかりくっているのになんも言わないし、やっぱり「何ゆってるの。それが当たり前でしょ」っていう顔をしている。
このとき、「ミャンマーの人は本当に親切で、旅していると感激する」という、旅人達がいうこの台詞をかいま見た気がした。他の国でも親切は受けるけど、こういうお金が絡むことでの親切は、「善」だけではないもの。
ちなみに亞泰賓館は名前でわかる通り、中華系の人の経営なので、愛想はそれほど良くもなかったかな(笑)(悪くもなかったけど)
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ラーショーの町は、中国の国境に近いせいか、町には漢字と中国製品があふれている。
市場も町のデパートも中国製の電化製品や雑貨があふれていて、安くて丈夫な旅雑貨を探すにはもってこい。勿論、タイ製品も多いんだけど、タイのはちゃんとしたステンレスのマグだったりするので、家庭用にはよくても旅には重い。
安っぽいデザインのホーローのカップが、これまた輸送の途中で欠けていたり、プリントがかすれていたり、何件も何件も店をはしごして吟味するのが楽しい。
食事に関しても、こっちはビルマ料理にほとんど出会わない。
マンダレーの有名シャン料理店の店名が「ラーショー・レイ」というように、ラーショーはシャン料理の本場。
日本や中国と同じ食材もふんだんに使われ、味付けもタイ料理と中国料理をミックスしたようなシャン料理は、大地の恵みをしっかり受けて育った野菜や肉の味がしっかり味わえ、ビルマ料理が苦手な人でも絶対に大丈夫。
市場に行っても、餅とか、豆腐とか、なじみの食材が所狭しと並んでいます。(写真→のばかでかいかき餅にはたまげた)
その一方で、「木星(Jupiter)」と漢字(&英語)表記の中華料理レストランのメニューが、ミャンマー語オンリーだったのも驚きましたが。中国人にはメニューは必用ないってことかな。(日本人の私は困ったので、指さしで注文できるシャン料理の食堂に変更を余儀なくされました)
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【丘の上の寺の妙な像】
【ばかでかいかき餅】
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翌日、ラーショーの町を散歩していると、赤いほっぺで、ちょっと古くさいデザインのツイードのジャケットを着たおばさん達に出会いました。いかにも「あたし達、雲南から遊びに来ました!」という感じで、はしゃぎっぷりが観光旅行くさい。
「そっかー、雲南からラーショーまでのツアーとかあるんだなぁ、きっと。」と新鮮な驚きでした。ヤンゴンではタイ人が結構いたけど、こっちは雲南か~。
この後、知ることになりますが、ラーショーとマンダレーの間の道路ってものすごく整っていて、中国からの交易路を如何に大事にしているかがよくわかる。
陸地で繋がっている国って面白いなぁと思うのは、日本人だけなんだろうか?同じ島国でもイギリス人は・・・思わなそうだな~。なんとなく。(勝手に決めるなって)
それでは、ラーショーの写真はこちらからお願いします。
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