昨晩はさすがにクローゼット破壊のことは切り出せなかった。チェックアウト寸前になり、意を決してフロントへ。
「ごめんなさいっ。クローゼット壊しちゃった!」の一言に、フロントのおにいちゃんは仰天!
ただでさえ大きな眼を見開いて「ええええ?」って叫ぶ。たぶん、おにいちゃんの知る限りでは初めてのことなんじゃないか。こんなこと。
ちなみに、バスルームの鍵事件は頻繁に起こるものと見られます。実は、私の部屋のキーホルダーに鍵が二つつけてあったんです。本当はこれがバスルームの鍵でないといけないと思うのですが、鍵が間違って付けてあったと見られます。あかなかったんだもーーーん。ほーら、私だけのせいじゃないっ。
「弁償します。修理代、いくら払えばいいですか?」
「調べるからちょっと部屋で待ってて」
言われたとおり部屋で待つと、ルーム係と見られる女の子が二人やってきて状況を報告。
彼女たちはほうきを手に取り、くすくす笑いをこらえながら粉々に砕け散った鏡の破片を丁寧に掃除している。・・・バツ悪いなぁ、ほんとに。
結局、壊れたのは鏡がついた方の扉が一枚だけだったので、その部分の修理代だけで済んだよう。
部屋代の15ドルにプラスして、修理代5000K(500円くらいだったかな)を支払い、深々と頭を下げて宿をチェックアウトした。
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頼んでいた車に乗り、バスターミナルへ。これからバスでバガンに向かう。
バガンというとマンダレーから船を使う旅行者も多いが、以前、この時期に船を使った友人から、「川の水が少なくて、船が座礁して大変だった」「バスより時間がかかる」などという話を聞いていたし、そもそもこれまでのバスの旅が快適だったから、迷わずバスを選択した。
今思えば、それは必ずしも正しい選択ではなかったのだが。
バスターミナルに着き、バスを確認すると20人乗りくらいの小さなマイクロバスに案内された。
このバスは日本製のバスだったのだが、今度もやっぱり内部は改造されており、木製のベンチのような椅子にそう取っ替え。そして、その椅子を固定するために、床に釘を打つのではなく椅子の右側に細長い鉄板を打ち付け、前の椅子からずーーーっとつなげてある。
これにはマイッタ。マンダレーをでたバスはまずは南方向、首都ヤンゴンに向かって走り始める。
マンダレーに続くこの道は綺麗に整備されていて、すーいすいとバスは走り抜けていったのだが、その後、メイン道路を抜け、西にあるバガンに向かって方向転換すると途端に道が悪化。
まあ、そこまでいうと大げさですけど、それにしても途中からほんとうーに悪路でがくんがくんと左右に身体が振られ、その度に首が・・・。そのうち取れるんじゃないか?
まあ、それだけならいいんですよ。舗装してなかろうと、道がでこぼこだろうと、行きの電車を考えれば似たようなものですし。でも、私の席はそれだけじゃなかった。
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【バガン行きのミニバス】
【田舎では雑貨屋がガススタ】
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先ほど、手作りの椅子の横を細長い鉄板で前から後まで席をつなげてあると言いましたが、こういう悪路なので、私の席は振動で打ち付けてある釘がはずれてしまったようなのです。
つまり、その鉄板は前の席と後の席だけをつないでいて、私の席の横を通過しているだけ。釘がはずれて遊んでいる状態なので、隙間ができている。
バスががくんがくんと揺れるたびに、その鉄板と椅子の背の隙間に私の腕の肉が挟まって・・・いたーーい。もう泣きそう。「イタッ」「イテッ」「イタイ」って繰り返してましたもん。
おまけにこのバス、パワーなくてどんどん追い越されるんだよね。時間かかりそう・・・。
町に着くたび「バガンかな?」「もう着いたかな」「え~、やっぱりまだか・・・」と浮き沈みながらのバスの旅。
バガンに着いた時は、ほんっと嬉しかったですよ~。
やっぱ、手配が前日だったからいいバスが残ってなかったのかなぁ。それとも単なる運?
でも、ま、肉が挟まれるのはともかくとして、これから徐々に道路は整備されるでしょう。
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