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  [概要: ほんのちょこっと食事が合わなかった?油か生ものか・・・。]

 第16話 ヤンゴンでぐるぐるぐる・・・(ヤンゴン)

 早朝5時。寒さに震えながら、何とかヤンゴンに戻ってきた。ノンエアコンのバスは寒かったが、日本製の観光バスなので乗り心地はそれなりに快適。そしてなんといっても補助席じゃなかったし。

 真夜中でも乗客の乗り降りがある度に立ち上がらなければならない補助席の人を見ていて、つくづくこっちに変えて正解だと思った。まったくもう、ヒゲ!

 ヤンゴンのバスターミナルに着くと、おんぼろタクシーを捕まえ、1週間前に宿泊したホテル、ホワイトロッジに向かった。 各国のバックパッカーに人気のこの宿は、案の定満室。ま、朝早いからね。

「屋上に部屋作ったんだよ。そこはどう?」って、この前工事していたプレハブ~?この暑いミャンマーで屋上のプレハブじゃぁ、焼け死ぬってば。

「わかった、わかった。12時には部屋が必ず開くから、ペントハウス(?!)で寝てていいよ。シャワーは下の階のを使って」

 お言葉に甘えて昼まで寝ることにした。バスは寒くて、屋上は暑くて熟睡は不可能だったが(笑)

 明日にはヤンゴンを発ち、バンコクに向かう予定である。前日に残っている用事は土産物の買い出しくらいで、新興住宅地のスーパーマーケットに行ったりして半日をつぶし、そして、夕食である。

 ミャンマーはなかなか食事に関する情報が少ない。ガイドブックをぺらぺらめくっても大した情報がないし、そもそもガイドブック自体が薄っぺらい。だから今回はインターネットを駆使してかなりの情報を集めた。

 その中で、最後の晩餐に選んだのがじゃーーん。中華料理。インド洋から仕入れたロブスターの刺身が絶品!って、駐在員がよく使うとこらしくて、それなりの高級ホテルの中に入ってるし、美味いのかも!
 とそんなノリでちょこっとだけ服装を正して、とあるホテルの中華料理屋に入った。

 その中華料理屋は、ミャンマーで今まで入ったレストランに比べたら格が違った。それなりにちゃんとした調度品。それなりのサービス。そしてそれなりの値段。客もミャンマー旅行に来た中華系の人が多く、見た感じはシンガポール人の様に思える。

 そして、後のテーブルには明らかに日本人サラリーマンのおじさまがいて、明らかに仕事の接待で、ということは大丈夫だなこの店。壁の中で泳いでいる海産物が気になるのよ~。シャコが、エビが、鯛が。

「すいませ~ん。注文お願いします!」

 いくつかの料理に加えて頼んだのが、時価のロブスター。

「ロブスターはキロ単位です。半分でもいいですよ」

 私はエビ好きだが、特に刺身好きではない。だけど刺身がうまいって誰かがゆってたし~。そういわれたら食べたいっ。
「じゃあ、半分。ロブスターの刺身」
「かしこまりました」(←と、言われたような気がした)

 こってりミャンマー飯に飽きていた私には、この店のあっさりした味付けの料理が懐かしい。それこそ、腹がはちきれんばかりにただひたすら食べていた。
問題のロブスター
【問題のロブスター】

店の入っているホテル
【店の入っているホテル】

路地裏対抗戦
【あちこちで路地裏対抗戦】
 そして、翌朝。
 ぐるぐるぐるるうう・・・と慣れないお腹の感触で目が覚めた。
 お腹が痛いわけではない、ただひたすらお腹がごろごろ鳴っている。こ、これは。・・・生まれて初めて旅行で食事にあたった。ただ、ただ、びっくりボーゼン。それも屋台とか町中の食堂じゃなくて、高級料理店でですもん。きっと屋台の方がずっと現地の食材や風土に合わせた調理法を取ってるってことだと思うんですよね。やっぱり。よく考えたら中華料理店で刺身をだすのも無理矢理な気もするし。

 思うに、刺身の身自体が悪かった訳ではなく、刺身の下に敷き詰められた氷がまずかった気がします。そして、生水で洗ったであろう、刺身の周りの水分がまずかった気がします。船型の器に殻を剥いたエビがずらーーって並べられていたんだもん・・・ねぇ。

 過去に生水を飲んでしまいお腹が痛くなったことはありましたが、こんなのは初めてで、海外旅行の食事で人並みにお腹を壊したことがちょっと嬉しかったりした私でした。
 いやはや。私も人間だった。
 (ちなみに、帰国後に日本で検査してみましたが、なんともありませんでした)



- ミャンマー旅行記:たくさんの不思議に出会った国 目次 -
プロローグ
第1話 教会?時計塔?クリスマス・デイ?!
第2話 調子が狂うくらいまったり、にっこり [photo]
  → [写真とコメント]ヤンゴンほっつき歩き
第3話 ミャンマーの列車は・・・厳しいです。
第4話 世界最長の木製橋を見に行った。 [photo]
  → [写真とコメント]アマラプラほっつき歩き
第5話 山岳列車もなかなかオツです。
  → [写真とコメント]ラーショーまでの列車の旅
第6話 中国の色濃い東北の町で
  → [写真とコメント]雲南近くのシャンの町[photo]
第7話 路線バスは、貨物バス。
第8話 夕暮れのシーポーを必死で回ったのだ
  → [写真とコメント]シャンパレス。[photo]
第9話 きゃーーー。ごめんなさいっ。
第10話 うーむ。バスも辛い。
第11話 うわっ。この人、イタイっ。
  → [写真とコメント]マウントポッパの写真館
第12話 最後の夕暮れはタケノコと共に
  → [写真とコメント]バガンの素敵な夕暮れ
第13話 何の変哲もない年越しパーティーの話
第14話 がんばれ!小坊主!!
  → [写真とコメント]バガンのタケノコ群
第15話 インド人みっくすビルマ人のこと
第16話 ヤンゴンでぐるぐるぐる・・・
第17話 はぁ?TSUNAMIってなんのこと?
エピローグ
※ [photo]をクリックすると、別ブラウザが立ち上がり関連の食べ物屋ページが開きます。

タグ:ミャンマー|ロブスターの刺身|中華料理|高級店

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