夕方、サトゥーン1号はタンマラン桟橋にたどり着いた。
リペ島の代理店のにーちゃんの言うとおり、既にマレーシア各地へのボートは終了しており、そのままソンテウでサトゥーンの町まで出た。
同じソンテウに乗り合わせた西洋人の中には、バスに乗り継いでハジャイを目指す人もいた。
彼女らがどこに行くのかは知らないが、それがマレーシアだったとすれば、ハジャイから国際バスでクアラルンプールに行くほうが、早くて快適だ。
でーも、私は船で越えてみたいんです。はい。
島から町に出てきた私は、ちょっぴり物質的な贅沢をしたくなり、ほぼ町一番の中級ホテル(Sinkiat Thani Hotel:B.615)に飛び込んだ。たまにはお湯とエアコンがほしいかな~って。いいじゃないか別に。
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夜になるとホテルの前の通りに夜市がたち、町のはずれの屋台街が明かりをともし、静かだった島の生活が終わったことをつくづく感じた。そして、明日からはもっと都会のマレーシア入りで、なんとなく今晩で旅の半分以上が終わってしまったような気がしてきた。
それにしても、さすがにサトゥーンは国境の県で、かなりムスリムが多い。屋台もタイ料理だけでなく、マレー系も混ざってくるし、頭部をスカーフで隠した女性が増えた。
そして、飯はだんだんと香辛料とココナッツミルクがきつくなってきて・・・うう、マレーシアの料理はあんまし期待してないけどさーーーっていう感じだ。
ああ、リペの飯はうまかった。
ここでとりあえず、サトゥーンの写真を公開!
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【町を出ればいきなりジャングル】 部屋(最上階)からの眺め
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翌朝、ホテルをチェックアウトし、タンマラン桟橋に向かった。
ランカウイ行きのチケットを購入し、待つこと1時間あまり。あっけない程、簡単な出国手続きを済ませ、促された船は、昨日のサトゥーン1号!なんだい、やっぱりマレーシアの船だったのかっ。
ランカウイ-サトゥーン間を往復する船が、時々タルタオ島に行くワケね。最終便は翌朝一番にマレーシア入りするわけね。パークバラの船に比べ船が格段に良い理由がわかった。そゆことか。
確かにマレーシア国旗がはためいていたしなぁ。海域だけの問題じゃなかった。
サトゥーンからランカウイまで、船は全く滞りなく、がががーーーと走っていった。
しかし、昨日走ったランカウイの裏側にしても、今見えるランカウイにしても、海岸沿いにどでかいリゾートホテルがあるのはわかるが、どう見ても綺麗な海ではない。大きなホテルの前にある無理矢理作ったプライベートビーチらしき物にしても、灰色がかって見えるが気のせいだろうか?
おまけに入った港も・・・なんだか汚いし、コンクリートでがちがちに固まった護岸を見てるとうーーんとうなってしまう。
勿論、日本の港に比べたらずっと綺麗だ。でも、つい昨日までいた綺麗な島や、数年前に初めてマレーシアに来たときの、美しい西海岸の島を見ているだけに、どうしても、評価が辛口になる。
「気が向いたらランカウイにも泊まろうかと思ったけど、こりゃ、無理」
速攻で、島を出るボートのチケットを買い求めに走った。
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その後、諸事情により、ランカウイからクアラケダー、クアラケダーからアロースター、アロースターからバタワース、バタワースからクアラルンプールと、なんと、4回も乗り継ぎを繰り返し首都クアラルンプール(以下、KL)入りをしてしまった私。
だって、行く先行く先、興味をそそる物が何もないんですよ。その上、年末年始で、長距離バスは売り切れなんですよ。マレーシアッ子はみんな、クアラルンプールでハッピーニューイヤーってするわけですよ。
「抜かったな~」と思って見ても時既に遅し。細切れにでもKLを目指すほかなかった。
まさか1日で一気にKLに行くとは思っても見なかったが、そのへんはそれ、長くなるので、つづく。
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【ランカウイのホーク】
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