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  [概要: いよいよ最終目的地のシンガポール入り。]

 第19話 半島縦断。最期はシンガポールだ。(シンガポール)

さて、帰国まで残り2日。いよいよこの縦断旅の最終地であるシンガポールに入る。

旅立つ前に予想していたとおり、マレー半島の旅はトラブルらしいトラブルは無く、スムーズに流れていった。
道路も綺麗に整備され、乗り心地のいいバスにゆられ、なんの滞りもなく旅が進む。 南に下れば下るほど、インフラが整い、物価も上がり、何もかもが日本に近づいてくる。

ああ、もうすぐ家に帰るんだなぁと、すこし寂しい気持ち。その反面、食べ物が美味しい、冷房ががんがんのシンガポールに入ることが楽しみだったりしてちょっと複雑。

バトゥパハからは、シンガポールとの国境の町、ジョホールパル(JB)まで、バスに乗った。
そして、JBのバスターミナルから国境までタクシーを飛ばし、まず、一目散に列車の時刻を確認する。

数年前の情報だと、マレーシアからシンガポールへ入る国際列車はちょうど朝、昼、夕に各一本ずつは、JBの国境を通過していた。
だが、2ヶ月前、私が一人旅でこの国境へ来たとき、その列車の昼便は無くなっており、バスでシンガポールに戻ったことは記憶に新しい。

「たった2ヶ月で列車が増便するとは考えられないけど・・・、もしあったらラッキー」

そんな軽い気持ちで駅まで行ってみたのだが、案の定、シンガポール行きのマレー鉄道は夕方までなかった。

タイからここまで南下してきてつくづく思ったけど、ほんと、マレー半島の国々は、列車はだめなんですねぇ。これでバスもぼろっちいなら話はわかるのですが、違うんですよ。ぴっかぴかなんですよ(そうでないのもあるが)。そのギャップがなんだか不思議。列車も民営化してはどうでしょうか?

ちなみに、この後訪れたシンガポールでとある模型屋さんに進入したのですが、飛行機の模型だの車の模型だの、ミニカーだのはいっぱいあるのに、列車の模型はただの一つも無かった。
要は、国の環境からして、「鉄っちゃん」の生まれにくい場所のようです(笑)時刻表マニアもいないんだろうなぁ。列車がすくないからなー。
さて、JB駅前の至る所で売っているシンガポール行きのバスチケットを買うと、道路脇のイミグレーションで出国手続き。
手続きが終わって初めてバスに乗るので、もし、バスのチケットを買い忘れた場合どうなのかが謎。バスの運ちゃんが売ってくれるのかな。ああ、事前にチケットを入手してない場合は、すぐ後ろで待機している路線バスに乗ればいいのかも (シンガポール行きは、高速バスと路線バスの2種類)

歩いて国境越えも出来ますけど、日差しにさらされて・・・暑くて死にます。

バスに乗って、国境に架かる橋を渡ると、そこはシンガポール。バスを降りイミグレーションで手続きをすませると、今度はシンガポール側で、再び同じ会社のバスに乗り込む。あとは、シンガポール市街に一直線と、こういうワケです。

バスの到着場所は、なかなかわかりにくいエリアですが、適当に歩いていれば、そのうちインド人のやっている両替商が出てくるし、地下鉄にもぶち当たりますので、ご心配なく。
駅の名前も憶えちゃいませんが、そこが都会のいいところ。ガイドブックを持って無くてもなんとかなってしまうんです。政府が観光に力を入れてるおかげで、地図もガイドも至る所で入手できます(勿論ただです)。

ところで、私、昔はシンガポールに全く興味が無かった。

だって、「マーライオンはしょぼい」とか、「街全体が綺麗に整いすぎて面白くない。香港のがいい」とか、シンガポールに関して人づてに聞く話は、どれも芳しくない。まあ、マーライオンはどうでもいいっちゃーどうでもいいし、意外と遠くて旅費も高く付くし、わざわざ行かなくてもいいかなと。
念願のマーライオン

【マーライオンだっ】


マー連発

【どこまで飛ばすんだって感じ】
(呆けてますが)

しかし、とある本を読んで急展開。
シンガポールを作りあげたリーククアンユー元首相。その彼の功績を調子よく紹介したその本を見て、「そのシステマチックな街を見てみたい!」と、好奇心でいっぱいになった。

徹底的に作られてるらしい観光地。高速道路の自動料金収受システム。タクシーの乗り合いシステム。その他諸々、マーライオンなどの人工物。そして、名物?とも言える厳しい罰金制度。
「トイレを流さなきゃ罰金」って、ええと、壊れてて流れなかったら、それを証明できないと有罪なんかなー(笑)

結果として、楽しみにしていたバードパークのオウム芸やレーザーを放つ悪人面マーライオンを拝むことは出来ませんでしたが、インド人街として似つかわしくないファンシーな見た目のリトルインディアや旧正月の飾り付けの始まったぎらぎらのチャイナタウンなど、気にもしてなかったところが意外と悪くなかった。そして、美味しい食べ物がいっぱい(中華ですが)。確かに高速道路に料金所はなかった。そして、なんてったって、改装したての噂のマーライオンも見られた。
なんだか、ここまで楽しめる国だとは思っても見なかったなぁ。

そして、一番感心したのは、今、割とタイムリーな青色ダイオード。
実用化からしばらく経って、日本の信号も徐々にLEDになってきたなぁ・・・って思っていた私ですが、シンガポールは全ての信号がLEDだった。行動、早すぎ。

シンガポールって、一度目標が定まると、それに向かってとことん突っ走ってしまう気がする。

「国土が狭いなら、資源がないなら、だから、とことんやったる!」ってかんじで、気持ちがいい。逆に、今の日本は曖昧でのらりくらりな正反対のタイプかなー。
ただの一方向からしか見れない、一観光客の素朴な意見ですが、でも、日本も負けずにぴしぴしやってほしい物です。(書いていて意味わかりませんが)

それでは、シンガポールの写真をここからどうぞ。

【マレー半島縦断旅行記 目次】

【マレー半島縦断旅行記】さらに、ON 泉 OFF 呂:プロローグ
第1話 バンコク発VIPに飛び乗り温泉へ。(バンコク、ラノーン)
第2話 温泉満喫。ダイエット効果は如何に?(1)(ラノーン)
第3話 温泉満喫。ダイエット効果は如何に?(2)(ラノーン)
【写真集1】温泉満喫。ダイエット効果は如何に?
第4話 肉まん街道とい・の・う・え。(ラノーン-チュンポン)
第5話 意外と遠かったコ・タルタオへの道(1)(ハジャイ-パークバラー)
第6話 意外と遠かったコ・タルタオへの道(2)(ハジャイ-パークバラー)
【写真集2】パークバラーの船着き場の様子
第7話 元海賊島。今はクリスマス休暇島(1)(バクバラ-リペ島)
第8話 元海賊島。今はクリスマス休暇島(2)(リペ島)
【写真集3】リペ島 パタヤビーチ編
第9話 元海賊島。今はクリスマス休暇島(3)(リペ島)
【写真集4】リペ島 アンダマンリゾート編 
第10話 リペ島から再び半島上陸 (リペ島-サトゥーン)
【写真集5】リペ島からサトゥーン編 
第11話 2度目の海路で国境越え(サトゥーン - ランカウイ)
【写真集6】サトゥーン編 
第12話 バスの旅も楽ではないのだ(1)(ランカウイ-バターワース)
第13話 バスの旅も楽ではないのだ(2)(バターワース-クアラルンプール)
第14話 バスの旅も楽ではないのだ(3)(バターワース-クアラルンプール)
第15話 インド製に騙された午後(クアラルンプール)
【写真集7】クアラルンプール編
第16話 KLのバスビルからマラッカへ。(クアラルンプール)
第17話 マレー人もがんばりや~(マラッカ)
【写真集8】マラッカ編(その1)
【写真集9】マラッカ編(その2)
第18話 寂れた田舎町バトゥパハ(バトゥパハ)
【写真集10】バトゥパハ編 
□第19話 半島縦断。最期はシンガポールだ。(シンガポール)
【写真集11】シンガポール編 
エピローグ:旅の終わり(シンガポール-成田)

■旅の履歴:マレー半島縦断個人旅行 2003年12月~2004年1月

タグ:シンガポール|マレー半島

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