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  [概要:江戸時代創業の素朴な温泉宿。「鉄」にもハイカーにも湯治客にも人気。]

 連休は山形の滑川温泉福島屋で湯治。最寄りの峠駅もミモノ。

旧峠駅跡と現在の路線

2009.10.10-12の3連休は、山形県の滑川温泉に行って来ました。

JRの福島駅まで新幹線で行き、ローカル列車に乗り換えて30分くらい。
山形新幹線でも車内販売するほど有名な名物峠の力餅が有名な峠駅から
車で15分(歩いたら1時間だった)の場所にある素朴な温泉宿です。

ちなみに峠駅というと、私は峠の力餅をイメージしますけども、
「鉄」のみなさんには、この駅そのものが有名です。

この奥羽本線山形線は昔はスイッチバックを繰り返しながら山を登るところだったそうで、
峠駅にはそのスイッチバックの設備の跡が残っているんです。

昔はこの旧峠駅の跡地に列車が停車し、米沢方面からくる列車と入れ替えしてたそうです。

そのスイッチバック跡や、トンネルから抜けてくる山形新幹線の撮影などで
多くの列車ファンが訪れるようで、峠の茶屋には新幹線の通過時間の時刻表まで貼ってありました。

しかし、特に「鉄子」でもない私ですら写真を撮ってしまうような駅でした。


峠駅山形線の列車

冬の豪雪を防ぐために駅全体が倉庫の様な感じで覆われているんですよ。
こんな駅をみるのは生まれて初めてです。

構内は暗いし、改札はないし、降りたらどっちに向かえばいいのか検討がつかなかった。

スイッチバックするための旧峠駅跡の辺りに宿の車が迎えに来ていて、
そこまで勝手に歩いていくんですね。そもそも無人駅です。

切符の自動販売機すらないなぁと思っていたのですが、乗車時に車掌から買えばいいそうです。
関東の無人駅には、今はSUICAが設置されていますが、それもなし。

基本的に列車も2両編成で短いことだし、車掌を一人うろうろさせる方が
人件費も設備費も抑えられるっていうことみたいです。

駅前に2件ある峠の茶屋の雰囲気もいいし、峠の力餅の駅売りも情緒がある。

おまけにこの辺りは気軽に山歩きできるコースがあるようで、中高年のハイカーにも人気でした。


宿泊した福島屋さんは、今まで泊まった湯治宿で一番好きかも。

規模が大きすぎないのでのんびりできるところだけでなく、宿の従業員の人たちの丁寧な対応も好感が持てました。

現地でブログを更新していたことからもおわかりの通り(このサイトの記事はブログを元に書き直しています)、
無線LANが設置されていたりして、できる範囲で時代に合わせた営業努力をしているのが見て取れる。


冬は道路が通行止めになってしまいますが、雪山を食材担いで歩いて登ってきて
自炊でしばらく滞在する人などいるそうです。スキーを担いで登ってくる人もいるそうで。

台所もトイレもお風呂も毎日ぴっかぴかに掃除されているし、ほんとに気持ちいい滞在でした。
また行きたいですね~。ここは。

大沢温泉の自炊部は、売店や前の商店で食材が購入できたり(入荷すると放送が入る)、
朝は牛乳屋さんが部屋までヨーグルトを売りに来たり、台所がおっきかったりして、
合宿みたいな雰囲気で楽しいですが、収容人数が多いので、お風呂が混む。

よりのんびりできるのはこの福島屋さんのほうかなって思います。
でも、ま、どっちも楽しいか。

滑川温泉福島屋滑川温泉福島屋の玄関
【山形県「峠の力餅」で有名な峠駅から車で15分。山間の湯治宿。滑川温泉福島屋】

タグ:スイッチバック跡|奥羽本線山形線|峠の力餅|峠の茶屋|峠駅|湯治宿|滑川温泉福島屋|自炊

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